大学職員エントリーシート作成例まとめ

【大学職員ES実例・例文12個】学生生活で学問以外で力を入れたこと・正課外で力を入れたこと・学業で印象に残っていることなどに関する項目

はじめに

大学職員の採用試験を受けるうえでは、事前に大学が指定したエントリーシート等の書類を提出する必要があります。

エントリーシート等に記載する項目・内容は大学によって異なっており、複数の大学を同時に受験する方にとっては、各大学に応じたエントリーシート等を作成するのが意外と大変だったりもします。

そこで、大学職員採用試験のエントリーシート等で記載が求められる主な項目の作成例を紹介いたします。

この記事は、エントリーシート等の項目としてよくある「学生生活で学問以外で力を入れたこと・正課外で力を入れたこと・学業で印象に残っていることなどに関する項目」となります。

内容や文字数を含めて、色々なパターンを紹介しておりますので、ご自身のエントリーシート作成の際の参考にしていただき、ご自身の良さをアピールできるようなエントリーシート等を作成していただくことにご活用いただければと思っております。

なお、その他のエントリーシートの作成例については、

・志望動機・志望理由の実例
大学職員になった際にやりたいこと(入職後にやりたいこと)の実例
これまでの職務経験から大学に貢献できることの実例
自己PR・強み(長所)・セールスポイント・弱み(短所)の実例
仕事をするうえで(働くうえで)大切にしていること(心がけていること)の実例
大学時代に力を入れたこと・最も打ち込んだことの実例
転職理由・退職理由・大学職員という職業のイメージ・職員の役割・職員のあるべき姿などに関する項目の実例
仕事に求めるもの・将来の職業観・採用後に希望する職種とその理由などに関する項目の実例
大学が進めるべき取組み、力を入れていくべきこと、どんな大学にしたいか・学生にどんな学生生活を送ってほしいかなどに関する項目の実例
学生生活で学問以外で力を入れたこと・正課外で力を入れたこと・学業で印象に残っていることなどに関する項目の実例
現職における最大の成果・現職で身に付けたこと・困難だったこと・失敗したことなどに関する項目の実例
趣味・客観的に見た性格・苦手なことなどに関する項目の実例

をご覧ください。

本記事で紹介しているESの項目

・学生時代に学問以外で最も力を入れたこと
・学生生活で力を入れてきたこと(正課と正課外の両面から)
・学業で力を注いだことと学業以外で力を注いだこと
・大学における学業に関連して、もっともご自身の印象に残っているエピソードについて、困難や障害を乗り越えた過程などご自身の活動が分かるようその内容を記載してくだい
・周囲と協力して物事を進めた経験について、エピソードを交えて具体的にご記入ください

本記事で紹介している事例

本記事では以下の事例を紹介しています。

事例1:「学生時代に学問以外で最も力を入れたこと」を「地域イベントの運営ボランティア」とした例

事例2:「正課外で力を入れたこと」を「学生自治会の活動」とした例

事例3:「学業で印象に残っていること」を「授業でのフィールドワーク経験」とした例

事例4:「学業以外で力を入れたこと」を「ブラスバンド部での演奏活動」とした例

事例5:「大学生活で学問以外で学んだこと」を「異なる立場の人との対話を通じた考え方の変化」とした例

事例6:「学生時代に学問以外で最も力を入れたこと」を「英語力の向上」とした例

事例7:「学生生活で力を入れてきたこと(正課と正課外の両面から)」を正課については「ゼミでの憲法の研究」、正課外については「コンビニエンスストアでのアルバイト」とした例

事例8:「学業で力を注いだことと学業以外で力を注いだこと」を学業については「卒業論文」、学業以外については「英会話学校のアルバイト」とした例

事例9:「学生生活で力を入れてきたこと(正課と正課外の両面から)」を正課については「アメリカでの留学生活とサークル活動」、正課外については「サークル活動」とした例

事例10:「大学における学業に関連して、もっともご自身の印象に残っているエピソードについて、困難や障害を乗り越えた過程などご自身の活動が分かるようその内容を記載してください」を「新たな組織の立ち上げに携わったことと」とした例

事例11:「周囲と協力して物事を進めた経験について、エピソードを交えて具体的にご記入ください」を「部活の海外遠征を成功させたこと」とした例

事例12:「大学時代に頑張ったこと」を「人前で話すことへの苦手意識の克服と、それを活かした取り組み」とした例

実際の作成例(文章例)の紹介

事例1:「学生時代に学問以外で最も力を入れたこと」を「地域イベントの運営ボランティア」とした
私が学問以外で最も力を入れたことは、地域のイベント運営に関わるボランティア活動です。大学近隣の商店街と連携し、毎年開催される夏祭りの企画・運営に学生スタッフとして参加しました。活動初年度は、先輩の補佐として来場者対応や備品管理を担当しましたが、翌年からは学生チームのリーダーとして予算管理や商店街との打ち合わせ、スタッフのシフト調整など全体の進行管理に携わりました。中でも苦労したのは、学生スタッフ間の認識のズレから当日の配置ミスが発生しそうになったときでした。私は直前に全体のスケジュールを再確認し、早朝に修正案を共有することで混乱を防ぐことができました。この経験から、主体的に動きながら周囲と丁寧に調整を行うことの大切さを学びました。大学職員としても、多様な関係者との協働の中で、柔軟に物事を進める力を活かしていきたいと考えています。

事例2:「正課外で力を入れたこと」を「学生自治会の活動」とした例
正課外で力を入れたことは、学生自治会での活動です。私は学部の自治会で書記を務め、学園祭の企画や学生同士の交流促進を目的としたイベント運営に携わりました。特に印象に残っているのは、ゼミ対抗ディベート大会の企画です。全体の進行管理に加え、ディベートが初めての学生も楽しめるよう、事前にルール解説会を設けたり、当日のタイムスケジュールを簡潔にまとめた資料を配布するなど工夫を重ねました。その結果、多くの学生が参加し、イベント終了後には「またやってほしい」との声も多く寄せられました。多様な意見を取り入れながら物事を形にする過程で、調整力と企画力を養うことができました。

事例3:「学業で印象に残っていること」を「授業でのフィールドワーク経験」とした例
学業で最も印象に残っているのは、地域社会をテーマにしたゼミの授業で行ったフィールドワークです。私たちの班は、シャッター商店街の活性化を課題として取り上げ、実際に現地を訪問して商店主の方々にヒアリングを行いました。最初はアポイントの取り方もわからず戸惑いましたが、担当教員のアドバイスをもとに、事前に質問内容を整理し、できるだけ短時間で要点を伝えるよう工夫することで、10店舗以上の貴重な意見を集めることができました。その結果をゼミ内で発表した際には、「現場の声を丁寧に反映している」と高い評価をいただきました。この経験を通して、課題の本質を現場から学び、具体的な改善策を考える力が身についたと感じています。大学職員としても、学生や教員の声に真摯に耳を傾け、実情に即した支援を行っていきたいと考えています。

事例4:「学業以外で力を入れたこと」を「ブラスバンド部での演奏活動」とした例
私は学業以外で、大学のブラスバンド部での演奏活動に力を入れてきました。高校時代から続けていた打楽器を活かして入部し、週3回の練習と土日の本番演奏に取り組みました。大学生になると演奏技術だけでなく、演奏会の企画や地域の音楽イベントへの参加交渉など、運営側の仕事も求められるようになりました。私は部の広報担当として、SNSやポスターによる広報活動を担当し、特に地域向けの定期演奏会では、前年の1.5倍となる300名以上の集客を達成することができました。音楽を通じて地域とつながる喜びを実感できたと同時に、計画的に行動し、結果を出すための工夫の大切さも学びました。

事例5:「大学生活で学問以外で学んだこと」を「異なる立場の人との対話を通じた考え方の変化」とした例
私が大学生活で学問以外で学んだことは、「異なる立場の人と対話することで、自分の考え方が深まる」ということです。私は多様な価値観を知りたいという思いから、学生団体が主催するディスカッションイベントに何度も参加しました。テーマはジェンダーや地域社会の課題など幅広く、毎回異なる背景を持つ学生と話すことで、自分とは違う視点の存在に気づかされました。特に印象的だったのは、ある回で「多様性の受け入れ」について話し合った際、それぞれの正義がぶつかり合っても対話を通じて折り合いを見つけられるという実感を得たことです。この経験から、対話と傾聴を通じた相互理解の重要性を学びました。大学職員としても、多様な立場の人と丁寧に関わりながら課題解決に取り組んでいきたいと考えています。

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