研究支援業務における一般の事務職員とURAの役割分担について
目次
はじめに
大学職員を目指す方からのご相談を受ける中で、「志望動機・志望理由」や「入職後にやりたいこと」で「研究支援業務」に関する記載をする人が増えてきています。
ただ、近年の研究支援業務は、専門職であるURA(リサーチ・アドミニストレーター)が担っている大学もあり、これまでは一般の事務職員が担当していた研究支援業務でも、現在はURAが担当するという場合もあり、研究支援業務における一般の事務職員とURAの役割分担がわかりくい状況になっています。
このような状況がある中で、URAの存在を知らないまま「志望動機・志望理由」や「入職後にやりたいこと」に「研究支援業務」を書いてしまい、面接の場で「その業務は専門職の人が担当しているので他にやりたいことはあるか」などと質問されるケースも出てきています。
このため、応募書類に「研究支援業務」に関することを記載する場合は、研究支援業務の現状についてある程度理解をしたうえで記載したほうがよいと思っています。
そこでこの記事では、私が把握している範囲の情報になってしまうのですが、URAの役割や業務内容、一般の事務職員との役割分担についてご説明させていただきます。