大学職員の採用試験では、現在の大学で実施されている取組や施策への理解度が高いほうが、志望動機やエントリーシートの内容が充実したり、面接試験でも対応しやすくなります。
また、面接試験においては、「最近、大学関連で気になったニュースはありますか」という質問など、直接的に大学のニュースに関する質問があったり、「本学で魅力的に感じる取組はありましたか」「本学でどのような取組に関わりたいですか」など、大学に関するニュースを理解しておくことで対応しやすくなるような質問があります。
そこで、この記事では、東洋大学に関するここ数年のニュースを調べ、それぞれのニュースに記載のある取組の概要と、採用する側の視点からのコメントを付けてまとめました。
この記事は東洋大学のニュースをまとめておりますが、東洋大学の職員採用試験を受験する方だけでなく、大学職員を目指す人の大学業界の理解を深めることのできる内容としております。
この記事の内容
- 東洋大学とはどのような大学か
- 第1章 学部再編とキャンパス整備、大学経営の基盤づくり
- 第2章 「総合知」教育と、教職員のリスキリング
- 第3章 年内学力入試への転換と高大接続
- 第4章 研究成果の発信と、研究基盤の開放
- 第5章 地域・自治体との連携と震災復興支援
- 第6章 国際化の10年と、その外部評価
- 第7章 キャリア支援と、学生の主体的な活動
- まとめ:東洋大学の動きをどう読むか
東洋大学とはどのような大学か
大学の基本情報
| 名称 | 東洋大学(設置者:学校法人東洋大学) |
|---|---|
| 起源・開学 | 1887年、井上円了が「哲学館」を創立。1903年に私立哲学館大学、1906年に私立東洋大学と改称し、1928年に大学令による大学として認可された |
| 学部 | 14学部(文学部、経済学部、経営学部、法学部、社会学部、国際学部、国際観光学部、情報連携学部、福祉社会デザイン学部、健康スポーツ科学部、理工学部、総合情報学部、生命科学部、食環境科学部)/51学科・専攻 |
| 大学院 | 15研究科(文学、社会学、法学、経営学、経済学、国際、国際観光学、福祉社会デザイン、ライフデザイン、理工学、総合情報、生命科学、食環境科学、情報連携学、健康スポーツ科学) ※2026年5月時点 |
| 在学生数 | 33,003名(学部31,805名/大学院1,198名) ※2026年5月1日現在 |
| 入学定員(学部) | 7,936名 ※2024年度(学校法人の事業報告書による直近の公表値) |
| 収容定員(学部) | 30,221名(在籍者数30,641名/収容定員充足率101.4%) ※2024年5月1日現在 |
| キャンパス | 所在地 | 設置学部 |
|---|---|---|
| 白山キャンパス | 東京都文京区白山 | 文学部、経済学部、経営学部、法学部、社会学部、国際学部、国際観光学部(第2部・イブニングコースを含む) |
| 赤羽台キャンパス | 東京都北区(2017年開設) | 情報連携学部、福祉社会デザイン学部、健康スポーツ科学部 |
| 川越キャンパス | 埼玉県川越市鯨井(東武東上線「鶴ヶ島」駅から徒歩約10分) | 理工学部、総合情報学部(2027年4月に環境イノベーション学部を開設予定) |
| 朝霞キャンパス | 埼玉県朝霞市(2024年に再開発が完了) | 生命科学部、食環境科学部 |
| 年度 | 入学定員 | 入学者数 | 入学定員充足率 |
|---|---|---|---|
| 2022年度(令和4年度) | 7,704名 | 7,800名 | 101.2% |
| 2023年度(令和5年度) | 7,766名 | 8,054名 | 103.7% |
| 2024年度(令和6年度) | 7,936名 | 7,895名 | 99.5% |
「諸学の基礎は哲学にあり」 井上円了が哲学館から始めた大学
東洋大学の出発点は、1887年(明治20年)に井上円了が創立した「哲学館」です。井上円了は、東京大学で哲学を学んだ後、官職や高い地位に就く道を選ばず、私財と講演活動の収入をもとに私塾を開きました。1903年に私立哲学館大学、1906年に私立東洋大学と改称し、1928年に大学令による大学として認可されて文学部が設置されています。日本の私立大学のなかでも、哲学を出発点として設立された点が際立っています。
建学の精神として掲げられているのは「諸学の基礎は哲学にあり」です。あわせて「独立自活」「知徳兼全」が教育理念として、1896年に定められた「護国愛理」が学是として受け継がれています。「諸学の基礎は哲学にあり」という言葉は、特定の学問分野を指すものではなく、どの分野を学ぶにしても、その根本を問い直す姿勢を身につけよという意味で用いられています。後述する「総合知」教育も、この文言を現代の履修制度に翻訳したものとして説明されています。
創立者の思想でもう一つ重要なのが、学びの機会を広く開くという考え方です。井上円了は、経済的な余裕や時間的な余裕のない人々にも高等教育を届けようとし、夜間の教育や地方巡講に力を注ぎました。東洋大学が現在も第2部・イブニングコースを維持し、社会人・地域向けの公開講座を数多く開いている背景には、この創立時からの発想があります。ニュースを読むときも、「哲学」と「学びの機会の拡大」という二つの軸を意識しておくと、個々の取組の位置づけが理解しやすくなります。
14学部51学科へ 拡張と再編を続けてきた学部構成
東洋大学は1928年に文学部を設置した後、1949年に新制大学へ移行し、1950年に経済学部、1956年に法学部、1959年に社会学部、1961年に工学部(川越キャンパス開設)、1966年に経営学部と、戦後の高等教育の拡大にあわせて学部を増やしてきました。1977年に朝霞キャンパス、1997年に板倉キャンパスを開設し、国際地域学部・生命科学部を設置しています。
2000年代以降は、新設よりも再編の比重が高くなります。2009年に工学部を理工学部へ再編し、総合情報学部を設置。2017年には赤羽台キャンパスを開設して情報連携学部(INIAD)を新設するとともに、国際地域学部を国際学部・国際観光学部に改組しました。2024年には朝霞キャンパスの再開発が完了し、生命科学部・食環境科学部が板倉から移転しています。現在は14学部51学科・専攻という国内有数の規模です。
そしていま進行しているのが、川越キャンパスの再編です。2025年4月に総合情報学部が3専攻制へ移行し、2027年4月には環境イノベーション学部が開設されるとともに理工学部のカリキュラムが改編されます。学部の新設と改組、キャンパスの移転が何年も連続している大学であり、その一つひとつが単発の出来事ではなく、キャンパスごとの機能再編とセットで進められている点が、この大学の動きを読むうえでの鍵になります。
受験生に向けて打ち出しているもの
受験生向けに最も強く打ち出されているのは、規模と選択肢の広さです。2025年度入試の志願者数は113,762名で全国私立大学の第4位、2026年度の一般選抜志願者数は119,233人と3年連続で増加しています。14学部51学科・専攻という構成そのものが、「入学後に学びの幅を選べる大学」というメッセージとして使われています。
その選択肢の広さを制度として裏づけているのが、2025年4月に始まった「総合知」教育です。所属学部の専門科目に加えて、全14学部から提供される約600の科目を、学部やキャンパスを越えて履修できる仕組みで、AIを使った「総合知アプリ」が科目の組み合わせを提案します。「学びを自分でデザインできる」という打ち出し方は、規模の大きさを学生の側のメリットに翻訳しようとするものです。
もう一つ、東洋大学が独自に持っているのが第2部・イブニングコースです。入学定員は710名で、昼間に働きながら学ぶ学生を受け入れる枠が現在も相当規模で維持されています。後述する年内学力入試でも、第2部・イブニングコースに独立した募集人員が設定されています。夜間部を縮小・廃止する私立大学が多いなかで、これを残していること自体が、創立者の理念を運用面で維持しているという説明につながっています。
4キャンパス体制と、川越の「Smart Green Campus」構想
東洋大学は現在、白山・赤羽台・川越・朝霞の4キャンパスを持ちます。2026年5月1日現在の在籍学生数はキャンパス別に白山20,762名、赤羽台4,871名、川越4,445名、朝霞2,925名で、白山に全体の6割以上が集まる一方、残りの3キャンパスにそれぞれ3千人から5千人規模の学生がいるという構成です。専任教員も白山434名、赤羽台157名、川越115名、朝霞94名、その他20名(2026年5月1日現在)と同様に分散しています。
キャンパスの機能はここ10年で大きく組み替えられました。赤羽台は2017年に情報連携学部の拠点として開設され、2024年度以降は福祉社会デザイン学部・健康スポーツ科学部が加わっています。朝霞は2024年に再開発が完了し、生命科学部・食環境科学部の実験系拠点となりました。板倉キャンパスの教育機能を朝霞へ集約したことで、実験施設と研究機器を一か所に集められたことが、後述する研究機器の学外開放にもつながっています。
川越キャンパスでは、2027年4月に向けて「Smart Green Campus」構想が進んでいます。ZEB仕様の新校舎を2027年1月に完成させ、木材やCO2吸収コンクリートを使用するほか、キャンパス内に広がる約5ヘクタールの雑木林「こもれびの森」を研究・学習の拠点として整備するというものです。理工学部・総合情報学部・環境イノベーション学部の3学部が連携する構図が示されており、建物や環境そのものを教材として扱う点が特徴になっています。
夜間部の伝統と、スポーツ・ボランティアという現場
東洋大学の学生生活を語るうえで欠かせないのが、スポーツです。陸上競技部長距離部門は2009年の第85回箱根駅伝で初の総合優勝を果たし、2012年には往路・復路・総合のすべての記録を更新する形で優勝しています。監督を務める酒井俊幸氏は同大学の卒業生であり、卒業生が母校の現場を担う構図がここにも表れています。後述する石川県七尾市との包括連携協定も、陸上競技部が2007年頃から続けてきた合宿がきっかけになっています。
ボランティア活動も、この大学の性格を示す領域です。公認ボランティアサークル「学ボラ」は、2004年の新潟県中越地震を契機に、旧山古志村の復興支援を目的として学生主体で発足しました。令和6年能登半島地震の後には、大学全体で計242日間にわたる現地活動を行い、学生延べ221名・教職員延べ71名が参加しています(2025年11月現在)。学生の自主的な活動が20年以上続き、大学の組織的な支援と組み合わさっている点が特徴です。
そして、これらと並んで維持されているのが第2部・イブニングコースです。夜間に学ぶ学生、昼間にスポーツや実習に打ち込む学生、被災地に通う学生が同じ大学に同居しているという構図は、規模の大きい総合大学ならではのものです。職員の立場から見ると、対象も時間帯も異なる学生を同時に支えるための体制づくりが求められる環境だと言えます。
著名な卒業生
文学・文化の分野では、小説家の坂口安吾氏が東洋大学の出身です。俳優の笠智衆氏、声優・歌手の坂本真綾氏、ミュージシャンの山口隆氏(サンボマスター)、お笑い芸人の若林正恭氏(オードリー)、佐田正樹氏(バッドボーイズ)、バービー氏(フォーリンラブ)など、メディア・芸能の分野にも多くの卒業生がいます。
スポーツの分野は特に層が厚く、競泳ではリオデジャネイロ五輪金メダリストの萩野公介氏、東京五輪で2冠を獲得した大橋悠依氏、陸上では日本人初の100メートル9秒台を記録した桐生祥秀氏、箱根駅伝5区で活躍した柏原竜二氏が知られています。ボクシングではリオデジャネイロ五輪金メダリストの村田諒太氏、相撲では大関を務めた御嶽海関、プロ野球では今岡誠氏、達川光男氏、清水隆行氏、大野奨太氏など多数の選手を輩出しています。
特徴的なのは、卒業生がそのまま大学の現場に戻っている例が複数あることです。陸上競技部長距離部門の酒井俊幸監督、同部コーチの佐藤尚氏はいずれも卒業生であり、大学の代表的な活動を卒業生が支えるという循環ができています。競技実績と教育の現場が近い距離にあることは、この大学の性格を裏づける事実として押さえておくとよいと思います。
この記事の構成
この記事では、東洋大学に関する直近3年ほどのニュースを、次の7つのテーマに分けて29件取り上げます。
- 第1章 学部再編とキャンパス整備、大学経営の基盤づくり(4件)
- 第2章 「総合知」教育と、教職員のリスキリング(4件)
- 第3章 年内学力入試への転換と高大接続(5件)
- 第4章 研究成果の発信と、研究基盤の開放(4件)
- 第5章 地域・自治体との連携と震災復興支援(5件)
- 第6章 国際化の10年と、その外部評価(3件)
- 第7章 キャリア支援と、学生の主体的な活動(4件)
それぞれのニュースについて、実施部局・発信日・出典を示したうえで、「取組の概要」として発表内容を3段落でまとめ、「取組に対するコメント」として、注目した点、実務上の難しさ、大学職員としての視点の3段落を付けています。
第1章 学部再編とキャンパス整備、大学経営の基盤づくり
(1)2027年4月開設「環境イノベーション学部」の設置届出が文部科学省に受理(大学全体)
- 実施部局:東洋大学 総務部広報課
- 発信日:2026年6月29日
- 出典:Digital PR Platform
取組の概要
東洋大学は、2027年4月に開設する「環境イノベーション学部 環境イノベーション学科」および同研究科について、設置届出が文部科学省に受理されたことを発表しました。設置場所は川越キャンパス(埼玉県川越市鯨井2100)で、入学定員は140名です。学科は環境イノベーション学科の1学科構成となります。
教育の柱として掲げられているのは、環境とデジタルの知識を融合させた「環境創造力」の育成と、科学的知見を社会に伝える「科学コミュニケーション力」の養成です。3年次以降は環境創造コースと科学コミュニケーションコースの2コースに分かれます。キャンパス内に広がる約5ヘクタールの里山を教育・研究のフィールドとして活用し、実感と実体験を重視した教育を展開するとされています。新校舎は2027年1月に完成する予定です。
背景として示されているのは、人材需要と供給のギャップです。2050年カーボンニュートラルの達成を表明している自治体の約9割が外部人材を必要としている一方、2030年にはAI・データサイエンス人材が約54.5万人不足すると予測されています。環境分野とデジタル分野の双方を扱える人材が足りていないという課題に対して、学部という形で応えようとするものです。
取組に対するコメント
注目したいのは、新学部の中身が、キャンパスの持つ物理的な条件と結びつけて設計されている点だと思います。約5ヘクタールの里山を教育フィールドにするという設計は、都心のキャンパスでは真似ができません。川越キャンパスは1961年の工学部設置以来の理工系拠点であり、そこに環境という切り口を加えて3学部体制にするという構図には、既存の資源を生かすという一貫した考え方が見えます。入学定員140名という規模も、既存学部との連携を前提にした現実的な設定だと感じます。
ただし実務上は、学部新設は届出が受理された時点からが本番です。教員組織の確保、新校舎の竣工と什器・実験機器の搬入、シラバスと時間割の確定、入試方式の設計と広報、そして初年度の学生募集が、2027年4月に向けて同時並行で進みます。届出設置とはいえ、申請書に記載した教育課程や教員配置は履行状況の報告対象になりますので、開設後も計画どおりに運営されているかを記録し続ける必要があります。新校舎の完成が2027年1月と開設の3か月前である点も、工程管理の面では余裕が大きいとは言えません。
大学職員としては、学部新設のどの部分に事務が関わるのかを具体的に語れるかどうかが問われる場面だと思います。設置届出の書類作成、教員の資格審査に必要な業績整理、施設整備の発注と検収、入試要項の作成、高校への広報。いずれも教員だけでは進みません。面接でこの新学部に触れるなら、「環境とデジタルを学べる学部ができる」という紹介にとどめず、届出受理から開設までの2年弱に何が必要になるのかという視点まで話せると、大学の内側から見ている姿勢が伝わると思います。
(2)環境イノベーション学部の特設サイトを開設、コラム6本で環境課題を発信(大学全体)
- 実施部局:東洋大学 総務部広報課
- 発信日:2025年7月24日
- 出典:Digital PR Platform
取組の概要
東洋大学は、2027年4月に設置を構想している環境イノベーション学部の特設サイトを、2025年7月24日にオープンしました。設置認可・届出の手続きが完了する前の段階、すなわち「設置構想中」の時点で情報発信を始めた形になります。
サイトでは、新学部の教育プログラムから、学びを通じて描ける将来の姿までを紹介するほか、環境社会課題に関するコラムを6本掲載しています。テーマは浸水予測、海洋プラスチック、生物多様性などで、学部の紹介というよりは、その学部が扱う課題そのものを読ませる構成になっています。設置場所は埼玉県川越市鯨井2100(東武東上線「鶴ヶ島」駅から徒歩10分)で、3年次以降に環境創造コースと科学コミュニケーションコースに分かれることも示されています。
打ち出されているコンセプトは「環境×デジタル×科学」の横断的な学びです。2050年カーボンニュートラルを表明する自治体の約9割が外部人材を必要としている一方で、複合的な知識を持つ人材が不足しており、2030年には先端IT人材が約54.5万人不足すると予測されている、という需給のギャップが説明の軸になっています。
取組に対するコメント
この取組で注目したいのは、開設の1年8か月以上前から特設サイトを立ち上げている点です。新学部の受験生となるのは、公開時点で高校1年生にあたる学年です。志望校選びが本格化する前の段階から接点をつくっておくという判断であり、学部新設を「開設年の広報」ではなく「数年がかりの広報」として設計していることがうかがえます。コラム6本という構成も、学部名を覚えてもらうより先に、扱う課題への関心を持ってもらうという順番になっています。
ただし実務上は、設置構想中の段階での広報には制約が伴います。認可・届出の手続きが完了していない段階では、「設置構想中」「計画は変更になる可能性がある」といった注記を適切に入れる必要があり、定員や教育課程の記載にも慎重さが求められます。手続きの進捗にあわせてサイトの記載を更新し続ける作業も発生します。また、コラムのような読み物コンテンツは、公開して終わりではなく、内容の正確性の担保と更新の担当を決めておかないと、時間の経過とともに陳腐化してしまいます。
大学職員としては、広報のタイミングと表記の管理を同時に考える必要がある場面だと思います。特設サイトの制作は外部業者に委託することが多い一方、記載内容の責任は大学側にありますので、設置審査の進捗と表記のすり合わせは事務が担うことになります。面接で新学部の話をするなら、開設のニュースだけでなく、その2年前から広報が始まっていたという事実に触れると、大学の動きを時間軸で見ていることが伝わりやすいと思います。
ここから先は有料でお読みいただけます
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
この記事では、東洋大学に関するニュースを全部で29件取り上げ、それぞれに取組の概要と、採用する側の視点からのコメントを付けています。ここから先には、残る27件を掲載しています。
具体的には、中期計画「TOYO GRAND DESIGN 2025-2029」と財務会計システムのOracle Cloud ERPによる刷新、全14学部の約600科目を横断履修できる「総合知」教育、全教職員を対象とした生成AI研修とハーバード大学名誉教授による管理職職員向けワークショップ、首都圏の入試地図を塗り替えたと言われる年内学力入試(基礎学力テスト型)の導入と総合型選抜への移行、Nature Food誌に掲載された穀物の栄養改善技術や研究機器の学外開放、石川県七尾市との包括連携協定と能登半島地震の復興支援、国際大学協会の認証評価で国内初となるラーニングバッジの獲得など、規模の大きな総合大学がいま何に手を付けているのかがよく表れた取組を扱っています。
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