大学職員になりたい人が確認しておきたい大学ニュース(社会貢献・地域貢献編)
大学職員への就職・転職を目指す際には、近年の大学で実施されている取組みや、大学の先進的な取組みを知っておくと採用試験を進めるうえで有利になる場合があります。
そこで、2024年の大学に関するニュース記事の概要を分野別にまとめ、大学の最新の取組みを確認できるようにいたしました。
エントリーシートなどの応募書類を作成する際の参考にしたり、小論文試験やグループディスカッション試験、面接試験の前などにざっと確認しておくことで、当日の試験の助けになる場合があります。
この記事は「社会貢献・地域貢献」に関する記事となりますので、特に、大学職員になった際に、社会貢献や地域貢献に携わる業務を希望する方、地方大学での就職・転職を希望する方は確認しておくとよいと思います。
・芝浦工業大学デザイン工学部学生が愛知県蒲郡市で1年間の地域創生プロジェクトに参加
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53223.html
[記事の概要]
芝浦工業大学のデザイン工学部の学生4人が、愛知県蒲郡市で地域創生プロジェクトに参加します。このプロジェクトは株式会社イノベーションパートナーズとの協力のもと、2024年4月から2025年3月まで行われ、地域の観光振興と産業活性化を目指します。学生たちは地元の名産品開発や旅館のブランディングに取り組みます。この経験を通じて、地域との強い連携と実践的な学びを深めることを目指しています。
・帝京平成大学が2024年度プリプリキッズ・ユニバを5月から12月にかけて前後期で実施 ― 就園前の幼児と保護者を対象とした、教員や学生らと自由に遊べる親子広場
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53007.html
[記事の概要]
帝京平成大学は2024年度も中野キャンパスで「プリプリキッズ・ユニバ」親子広場を実施します。このイベントは就園前の幼児とその保護者を対象にし、児童学科の教員や学生と一緒に自由に遊べる場を提供します。水曜日と金曜日のコースがあり、それぞれ10:00から11:30まで開催されます。
・環太平洋大学が「IPUわくわくキッズカレッジ自由研究発表会」を実施 ― 小学生の個性あふれる研究をIPU生が支援、未来の科学者を育む熱き挑戦
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52945.html
[記事の概要]
環太平洋大学は、「IPUわくわくキッズカレッジ自由研究発表会」を開催しました。このイベントは、小学4年生から6年生の児童が参加し、環太平洋大学の学生のサポートを受けながら、自分たちの興味に基づいた科学研究を展開しました。児童は、理科実験室で様々なテーマに取り組み、3月10日にその成果を発表しました。このプログラムは、子どもたちが科学に興味を持ち、研究の楽しさを学ぶためのものです。
・芝浦工業大学、建築学部学生が能登半島地震被災地で仮設住宅建設などのボランティアに参加
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53019.html
[記事の概要]
芝浦工業大学の建築学部学生7人が、坂茂氏率いるNPO法人VANの活動に参加し、能登半島地震被災地で仮設住宅建設などのボランティアを行いました。2023年と2024年にわたり、珠洲市と輪島市で仮設住宅と仮設工房の建設を実施しました。学生たちは現場での経験を通じて、実践的な建築技術と地域支援の重要性を学んでいます。
・追手門学院大学の学生らが3月16日に総持寺団地で住民を対象にした交流カフェを開催 ― 高齢社会や社会福祉を学ぶ学生らが企画、公営住宅団地での高齢者の孤立を防ぐ
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52939.html
[記事の概要]
追手門学院大学の学生らは、高齢社会や社会福祉を学ぶ一環として、総持寺団地で住民を対象に交流カフェを開催しました。この活動は、公営住宅団地に住む高齢者の孤立を防ぎ、世代間の交流を促すことを目的としています。学生たちは、すごろくなどの遊びを通じて、住民との交流を深めました。この取り組みは、地域社会との連携を強化し、学生にとっても社会貢献の経験となっています。
・【人間総合科学大学】健康栄養学科の学生が地域協力。地元スーパー×大学×高校×加須市の産学官連携で共同開発した、加須の特産品使用の減塩弁当「まご弁」を新発売
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52975.html
[記事の概要]
人間総合科学大学の健康栄養学科の学生が、加須市の産学官連携プロジェクトに協力して、「まご弁」という減塩弁当を共同開発しました。この弁当は、地元特産品を使用し、健康づくりに貢献することを目的としています。地元スーパーでの販売を通じて、市民の生活習慣病予防やフレイル予防に寄与することが期待されています
・【京都産業大学】幼稚園児向けに3Dプリンタなどデジタル工作機器を用いたイベントを開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52985.html
[記事の概要]
京都産業大学情報理工学部は、幼稚園児を対象に3Dプリンタやレーザーカッターを用いたデジタルファブリケーション体験イベントを開催しました。このイベントでは、子どもたちがデジタル工作機器を使ったものづくりを体験し、デジタルデータから創造物を作り出す技術に触れました。実際に「すみれ」という園名を3Dプリントする実演や、EVA素材をレーザーカッターで加工し立体パズルとして遊ぶ体験が行われ、園児たちはデジタル工作機器に関心を示し、質問をするなど積極的に参加しました。
・相模女子大学・相模女子大学短期大学部「Sagamiチャレンジプログラム」にて学生が三重県熊野市に関する社会貢献活動を行います
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52854.html
[記事の概要]
相模女子大学と相模女子大学短期大学部では、「Sagamiチャレンジプログラム」を通じて、学生が三重県熊野市に関する社会貢献活動を行います。このプログラムは、学生が正課で学んだ専門知識を活かし、主体的に学ぶ社会貢献活動を目的としています。活動の一環として、三重県熊野市や丸山千枚田のPR活動が3月6日から7日にかけて、日本橋にある三重県アンテナショップ「三重テラス」で行われます。学生たちは、熊野市の棚田・丸山千枚田の保存活動や特産品のPRに取り組みます。「Sagamiチャレンジプログラム」は、学生のキャリア形成を支援し、社会に貢献する人材を育成することを目指しています。
・【インバウンド観光】【官学連携】神田外語学院の学生が千代田区の名所をまわる「インバウンド観光客向け街歩きツアー」に同行し外国人観光客をサポート ~官学連携で地域活性化&業界体験~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52846.html
[記事の概要]
神田外語学院の学生10名が、3月22日から4月2日に開催される「千代田のさくらまつり2024」で外国人観光客向けの街歩きツアーに同行し、言語サポートを行います。この活動は、千代田区と一般社団法人千代田区観光協会が主催する毎年恒例のイベントの一環で、外国人観光客に千代田区の魅力を広く知ってもらうことを目的としています。学生たちは英語での会話を通じて観光客をサポートし、実践の場としての経験を積みます。このプログラムは、神田外語学院が「インプット」だけでなく「実践」の場を提供することを重視しており、企業や自治体との連携を通じて学生に実践的な機会を多く与えることを目指しています。
・明星大学経営学部の学生が「武蔵五日市駅グルメマップ」を作成! ~あきる野市、あきる野商工会と連携して秋川渓谷の食の魅力を発信~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52750.html
[記事の概要]
明星大学経営学部の学生たちは、あきる野市およびあきる野商工会と連携して、「武蔵五日市駅グルメマップ」を作成しました。このプロジェクトは、あきる野市との包括的な相互協力・連携に関する協定の一環として行われ、秋川渓谷の食の魅力をPRする目的で実施されました。学生たちは、JR五日市線武蔵五日市駅周辺の11店舗を直接訪れ、取材を行いました。完成したグルメマップは、あきる野市内および檜原村内に約2万部が新聞折り込みとして配布され、さらに近隣施設にも設置される予定です。この取り組みは、地域の魅力を再発見し、地域活性化に貢献することを目指しています。
・金沢星稜大学、地域活動プロジェクトの学生団体が石川県の「銭湯」と「秋」の魅力を伝えるPR動画を制作
https://univ-journal.jp/242136/
[記事の概要]
金沢星稜大学の学生団体「SEIRYO Movie Creators」(SMC)は、地域活動プロジェクトの一環として、石川県の銭湯「松の湯」と「ピュア湧泉寺」の魅力を伝えるPR動画を制作しました。このプロジェクトは、石川県公衆浴場業生活衛生同業組合と連携し、地元で愛される銭湯の特徴や魅力を広くPRすることを目的としています。制作された秋バージョンの動画では、リニューアルオープンした「松の湯」と天然温泉100%の「ピュア湧泉寺」を紹介し、石川県の秋の風景や観光地の紅葉シーンも盛り込まれています。学生たちは、魅力的なシーンを撮影するために、湯舟の撮影角度や施設紹介の字幕にこだわり、試行錯誤しながら撮影を行いました。この活動を通じて、学生たちは地域貢献と実践的な学びの経験を積んでいます。
・昨年は2,000名を超える来場者!甲南大学が親子で楽しむイベント「キッズフェスティバル2024」を3月10日(日)に開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52726.html
[記事の概要]
甲南大学は、2024年3月10日に岡本キャンパスで親子向けイベント「キッズフェスティバル2024」を開催します。このイベントは、「えがお満開宣言!~みんなの笑顔で彩る一日~」をテーマに、地域への感謝を込めて2017年から続けられており、昨年は2,000名を超える来場者がありました。縁日やエコバッグ作り、キラキラ砂時計作りなどの工作活動、女子陸上競技部による「かけっこ教室」、マジックショーなど、甲南大生と交流できる多彩なプログラムが用意されています。さらに、消防士体験やミニ四駆製作など、地域企業・団体と協力した体験型プログラムも予定されており、親子で楽しめる内容が満載です。
・千葉商科大学学生が地域活性化イベント「鎌ケ谷プロモーションDAY!!」を3/16・17に開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52707.html
[記事の概要]
千葉商科大学政策情報学部は、鎌ケ谷市の地域活性化を目的とした「鎌ケ谷プロモーションDAY!!」を3月16日(土)と17日(日)に開催します。2021年12月に鎌ケ谷市との包括協定締結以来、学生主導で地域紹介冊子の制作や市民向けイベントなどを実施してきました。このイベントでは、地域探究型のロゲイニングカードゲームや社会課題をテーマにしたゲーム体験会、プロジェクションマッピング上映など、学生が制作したプログラムを通じて鎌ケ谷市の魅力や社会問題について楽しみながら学べる内容が用意されています。イベントは無料で参加可能で、鎌ケ谷市南部公民館で行われます。
・神戸の大学生が「南京町春節祭」のコンシェルジュに — 南京町商店街振興組合と協働で地元の魅力を発信【甲南女子大学】
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52479.html
[記事の概要]
甲南女子大学の国際学部多文化コミュニケーション学科の学生たちは、2024年2月10日から12日まで神戸市中央区の南京町で開催される「春節祭」にて、インフォメーションブースの運営を担当します。この活動は、来場者に春節祭を楽しんでもらうためのコンシェルジュ役として、4ヶ国語での対応を行います。甲南女子大学と南京町商店街振興組合の連携によるこの取り組みは、地元神戸の魅力を発信し、地域振興に貢献することを目的としています。学生たちは、中国文化や南京町に関する知識を活かし、国内外からの来場者を温かく迎えます。この活動は、学生たちが地域社会に積極的に関わり、実践的な学びを深める機会となっています。
・学生と高校生が呉市の魅力発信 2月10日、「呉koiフェス2024」を企画運営–広島国際大学
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52604.html
[記事の概要]
広島国際大学は、若者のチャレンジを支援する「呉未来塾」と協力して、2024年2月10日に呉市の魅力を発信するイベント「呉koiフェス2024」を開催します。このイベントは、大学生と呉市の高校生が共同で企画・運営を行い、地域活性化に貢献することを目的としています。イベントでは、プロジェクションマッピング、ブライダルファッションショー、歌謡ショー、よさこいパフォーマンスなど、多彩なプログラムが予定されており、地元グルメや雑貨のブースも出展されます。広島国際大学は、地域の課題解決や魅力発信に貢献できる人材育成を目指し、地域との連携を強化しています。
・コミュニティ通訳研究ゼミ学生が府中市に暮らす外国人のための転入手続きガイドブックを作成
https://mainichi.jp/univ/articles/20240202/org/00m/100/009000c
[記事の概要]
東京外国語大学のコミュニティ通訳研究ゼミの学生たちは、府中市と協働で「府中市へようこそ!転入手続きガイドブック」を製作しました。このガイドブックは、府中市に新しく移り住む外国人住民を対象に、市内の様々な生活情報を提供することを目的としています。完成報告会は2024年1月19日にオンラインで開催され、ガイドブックの内容や製作過程が発表されました。学生たちは、防災、ごみ出し、高校進学、公共施設、部屋探し、散歩スポット、妊娠・出産など、生活に密接なテーマについて情報をまとめ、外国人住民が府中市での生活をスムーズに始められるようサポートしています。この取り組みは、学生たちが地域社会に貢献し、多文化共生の推進に寄与する実践的な活動です。
・【環太平洋大学】学生が主体的に運営する私塾「IPU学習サークル」 ― 中四国で小学校採用試験合格者数No.1を誇る同大の「即戦力教員」を育む教育実習の場
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52483.html
[記事の概要]
環太平洋大学の学生が運営する「IPU学習サークル」は、地域の小中学生に向けた私塾で、教職を目指す学生が実践的な教育活動を行っています。学生は授業の講師から教材作成、経理まで全てを自主運営し、小学1年生から中学3年生までを対象に国語、算数・数学、英会話・英語を教えています。この活動は、中四国で小学校採用試験合格者数No.1を誇る環太平洋大学の教育課程の一環として、即戦力となる教員を育成する目的も兼ねています。学生は教育実習の場として、子どもたちに寄り添いながら自信と学力をつける指導に取り組んでおり、地域貢献と自身の成長を同時に目指しています。
・1月20日(土)地域と大学がつながって一緒に楽しむ「トウブコの冬2024」を開催–日本工業大学
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52392.html
[記事の概要]
日本工業大学は、2024年1月20日(土)に「トウブコの冬2024」イベントを開催します。このイベントは、地域連携センターが実施する「地域活動リテラシー」「地域活動演習」の授業、小林研究室、佐々木研究室の学生、一般市民、宮代町、無印良品 東武動物公園駅前、東武鉄道など地域の方々が協働して、地域と大学がつながり、楽しむことを目的としています。「トウブコ」とは東武動物公園の略称で、東武動物公園駅を中心に杉戸町から宮代町をつなぐエリアでのイベントです。イベントでは、防災と観光を組み合わせた宮代町観光ツアーの企画お披露目、セロファンで作る灯籠ワークショップ、農家民泊を紹介するあたたかいもの屋台、月イチマルシェ、おさんぽプロジェクションなど、多彩なプログラムが予定されています。