分野別大学ニュース

大学職員になりたい人が確認しておきたい大学ニュース(社会貢献・地域貢献編)

はじめに

大学職員への就職・転職を目指す際には、近年の大学で実施されている取組みや、大学の先進的な取組みを知っておくと採用試験を進めるうえで有利になる場合があります。

そこで、2024年の大学に関するニュース記事の概要を分野別にまとめ、大学の最新の取組みを確認できるようにいたしました。

エントリーシートなどの応募書類を作成する際の参考にしたり、小論文試験やグループディスカッション試験、面接試験の前などにざっと確認しておくことで、当日の試験の助けになる場合があります。

この記事は「社会貢献・地域貢献」に関する記事となりますので、特に、大学職員になった際に、社会貢献や地域貢献に携わる業務を希望する方、地方大学での就職・転職を希望する方は確認しておくとよいと思います。

2025年の社会貢献・地域貢献に関するニュース

・【大阪樟蔭女子大学】■大学近辺の飲食店とコラボして下町フードスケープを盛り上げる企画!■牡蠣を知るイベント「新春 牡蠣びらき」を開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-55352.html

[記事の概要]
大阪樟蔭女子大学は、大学近隣の飲食店と連携し、下町フードスケープを盛り上げる取り組みとして、牡蠣をテーマにしたイベント「新春 牡蠣びらき」を開催します。このイベントは、地域の食文化を学びながら、学生と地域住民、飲食店が交流する機会を創出することを目的としています。  イベントでは、牡蠣の魅力や食文化について学ぶ講座が開かれるほか、大学周辺の飲食店とコラボレーションした特別メニューが提供されます。学生が企画・運営に携わることで、地域活性化や食に関する学びを深める機会にもなります。また、地域の飲食店にとっても、新たな顧客層を開拓し、地域全体のにぎわいを生み出すきっかけとなることが期待されています。 

・【昭和女子大学】初等教育学科の学生による子ども向け体験イベント「学びのミライ」を1月12日に開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-55320.html

[記事の概要]
昭和女子大学の初等教育学科の学生が、子ども向け体験イベント「学びのミライ」を1月12日に開催します。このイベントは、子どもたちに学ぶ楽しさを伝え、学生自身も教育実践の機会を得ることを目的としています。イベントでは、学生が企画・運営を担当し、子どもたちが主体的に学べる多様なプログラムを提供します。体験型のワークショップや遊びを通じて、子どもたちの創造力や探究心を育む内容が予定されています。また、学生にとっては、教育現場での実践的な学びを深める貴重な機会となります。

 ・金沢工業大学の学生が「『住民異動届』英語マニュアル」と「のっティ・のんキーバス時刻表英語版」を作成
https://kyodonewsprwire.jp/release/202501162953

[記事の概要]
金沢工業大学の学生が、外国人住民向けに「住民異動届」の英語マニュアルと「のっティ・のんキーバス」の英語版時刻表を作成しました。この取り組みは、地域社会の多文化共生を推進し、行政サービスを外国人にも利用しやすくすることを目的としています。英語マニュアルは、外国人住民が転入・転出手続きを円滑に進められるよう、必要書類の記入方法や提出フローを分かりやすく説明しています。また、バス時刻表の英語版は、公共交通機関の利用促進を図るために作成されました。

・板橋区との連携事業「大学内居場所づくり」を開始します
https://www.u-presscenter.jp/article/post-55480.html

[記事の概要]
淑徳大学は、板橋区との連携事業「大学内居場所づくり」を開始しました。このプロジェクトは、大学内に地域住民が気軽に集えるスペースを設置し、世代を超えた交流を促進することを目的としています。特に、子育て世代や高齢者が孤立することを防ぎ、地域のつながりを強めるための活動が展開されます。学生も地域活動に参加し、多世代間のコミュニケーションを深める機会を得ることができます。

・福岡県春日市「妊娠~出産・子育てセルフプラン」を福岡女学院大学の学生が多言語翻訳 --福岡女学院大学
https://www.u-presscenter.jp/article/post-55575.html

[記事の概要]
福岡女学院大学の学生が、福岡県春日市の「妊娠~出産・子育てセルフプラン」を多言語翻訳し、外国人住民向けに提供しました。本プロジェクトは、子育て情報をより多くの人に届けることを目的とし、英語・中国語・韓国語などの複数言語に対応しています。学生たちは、行政と連携し、文化的背景を考慮した分かりやすい表現で翻訳を行いました。

・【甲南大学】学生が放置竹林問題に取り組む!クラウドファンディングの支援を得てイベントを初開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-55661.html

[記事の概要]
甲南大学の学生が放置竹林問題に取り組むプロジェクトを実施し、クラウドファンディングの支援を得てイベントを初開催しました。日本各地で深刻化している竹林の放置問題に対し、学生たちは竹の有効活用を提案しました。竹を使ったワークショップや体験イベントを通じて、地域住民に問題を啓発しました。クラウドファンディングを活用することで、多くの支援者から資金を集め、地域との連携を深めながら企画を実現。

・千葉商科大学の学生が鎌ケ谷市の魅力を発信!地域活性化イベント「鎌ケ谷プロモーションDAY!!」を3/8・9に開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-55647.html

[記事の概要]
千葉商科大学の学生が、鎌ケ谷市の魅力を発信する地域活性化イベント「鎌ケ谷プロモーションDAY!!」を3月8日・9日に開催しました。本イベントでは、地元の特産品や観光スポットをPRするブースを設置し、市民や来場者に鎌ケ谷の魅力を伝える取り組みを実施しました。学生たちは地元企業や自治体と連携し、地域活性化のためのマーケティング活動やイベント運営を担当しました。

・環太平洋大学の学生が運営する「IPUブリッジ」が開校式を挙行 ― 無限の可能性、解き放て! 子どもたちの多様な学びを支援するフリースクールが本格始動
https://www.u-presscenter.jp/article/post-55626.html

[記事の概要]
環太平洋大学の学生が運営するフリースクール「IPUブリッジ」が正式に開校しました。この施設は、多様な学びの機会を提供することを目的に設立され、不登校の子どもたちや学習支援が必要な児童に対し、柔軟な学習プログラムを提供します。学生ボランティアが講師となり、個別指導やグループワークを実施しながら、子どもたちの学習意欲を引き出します。開校式には地域の教育関係者や保護者も参加し、学びの場としての役割が期待されました。

・【京都橘大学】地域社会とつながる連携企画 学部・学科を超えた『学まちチャレンジ!プロジェクト』 2024年度活動報告会を開催
https://www.u-presscenter.jp/article/post-55760.html

[記事の概要]
京都橘大学は、地域と連携した教育プロジェクト「学まちチャレンジ!プロジェクト」の2024年度活動報告会を開催しました。このプロジェクトは、学部・学科を超えた学生が地域課題の解決に向けて活動するもので、今年度は地域の福祉、環境保護、伝統文化の継承など、多岐にわたるテーマで取り組みが行われました。報告会では、学生たちがプロジェクトの成果を発表し、地域住民や関係者との意見交換を実施しました。

・敬愛大学の学生が企画した千葉県の日帰りバスツアーが販売 ― ビィー・トランセホールディングス株式会社のインターンシップに参加した学生たちが考案
https://www.u-presscenter.jp/article/post-55649.html

[記事の概要]
敬愛大学の学生が企画した千葉県の日帰りバスツアーが販売されました。本ツアーは、学生がインターンシップで得た知識を活かし、地域観光の魅力を発信することを目的に企画しました。地元企業と協力し、観光プランの立案からマーケティングまでを学生が主導し、実際のツアー商品として販売に至りました。ツアーには、千葉県内の名所や特産品を活用した体験型プログラムが盛り込まれ、地域の活性化に貢献する狙いがあります。

2024年の社会貢献・地域貢献に関するニュース

・相模女子大学、相模原市社会福祉協議会へ防災備蓄品8,000食を寄贈 2023年度から5回目、累計27,800食を寄贈 子ども食堂や無料学習支援、ホームレス支援団体など約50団体へ配布
https://www.u-presscenter.jp/article/post-55299.html

[記事の概要]
相模女子大学は、相模原市社会福祉協議会へ防災備蓄品として8,000食分を寄贈しました。この取り組みは2023年度から始まり、今回で5回目となります。これまでに累計27,800食が寄贈されており、地域社会への継続的な支援活動の一環として行われています。寄贈された食品は、子ども食堂や無料学習支援、ホームレス支援団体など、相模原市内を中心とした約50の支援団体に配布される予定です。この取り組みにより、食品ロスの削減とともに、地域の福祉活動の支援にも貢献しています。

・【京都橘大学】こどもを中心に様々な世代が交流できる地域のコミュニティ拠点をめざして 『たちばなこども食堂パーティー』を開催!~発達教育学部の学生によるクリスマス企画も同時開催~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-55167.html

[記事の概要]
京都橘大学は、「たちばなこども食堂パーティー」を開催しました。このイベントは、子どもを中心に地域のさまざまな世代が交流できるコミュニティ拠点を目指す取り組みの一環です。特に、大学の発達教育学部の学生が主体となり、クリスマスをテーマにした企画も同時に実施され、地域住民と学生のつながりを深める場となりました。イベントでは、子どもたちに温かい食事を提供するとともに、ゲームや工作など楽しみながら学べるアクティビティが行われました。学生たちが中心となって運営し、地域の子どもたちや保護者との交流を通じて、子どもたちの笑顔を引き出す場となりました。また、世代を超えた地域住民同士の交流も促進され、地域のつながりが強化される機会となりました。

・金沢星稜大学 経済学部の学生が能登町宮地地区のキリコ祭りに参加
https://univ-journal.jp/250376/

[記事の概要]
金沢星稜大学経済学部の学生が、地域貢献活動の一環として、石川県能登町宮地地区で行われた伝統行事「キリコ祭り」に参加しました。この活動は、地域文化への理解を深めるとともに、学生が地域社会とのつながりを築くことを目的としています。キリコ祭りは、能登地方に伝わる歴史ある祭りで、巨大なキリコ灯籠を担いで練り歩く行事です。学生たちは、地域住民とともに祭りの準備や運営に携わり、灯籠の担ぎ手としても参加しました。この経験を通じて、地元の文化や伝統に触れ、地域の人々との交流を深める貴重な機会となりました。

・12/2~8 相模女子大学✕スーパー三和相模大野店地域密着の食育プロジェクトを期間限定開催 相模女子大学・スーパー三和・三井住友銀行の産学金連携事業、デザインを活用し相模大野の子育てを食で応援
https://www.u-presscenter.jp/article/post-55041.html

[記事の概要]
相模女子大学は、12月2日から8日まで、スーパー三和相模大野店と共同で地域密着型の食育プロジェクトを開催しました。この取り組みは、相模女子大学、スーパー三和、三井住友銀行の産学金連携事業の一環で、デザインを活用して地域の子育てを食で支援することを目的としています。プロジェクトでは、相模女子大学の学生が考案した子どもに優しいメニューや食育のアイデアが店舗で紹介されました。特に、栄養バランスに配慮した食材の提案や、親子で楽しめるレシピカードの配布など、子育て家庭が日常生活で活用できる内容が盛り込まれています。また、店舗では学生によるデザイン展示やワークショップも行われ、来店者と学生の交流が図られました。

・環太平洋大学「IPUスクールフェス」と「IPUキッズフェスタ」が大盛況 ― こどもたちの未来を学生が創る催し
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54997.html

[記事の概要]
環太平洋大学は、「IPUスクールフェス」と「IPUキッズフェスタ」を開催し、大勢の来場者で賑わいました。このイベントは、地域の子どもたちを対象に、学生が主体となって未来を創造する体験型の催しを提供することを目的としています。「IPUスクールフェス」では、学びをテーマにした多彩なワークショップやパフォーマンスが行われ、子どもたちは楽しみながら知識を深める機会を得ました。一方、「IPUキッズフェスタ」では、子ども向けのスポーツアクティビティや創作活動が実施され、学生と子どもたちが交流を楽しむ場が提供されました。

・【12月22日(日)】児童・生徒を対象とした講座・同女キッズカレッジ2024を初開催―第1回のテーマは「大人の女性への心身の成長、自分の身体について知る」―
https://www.u-presscenter.jp/article/post-55059.html

[記事の概要]
同志社女子大学は、児童・生徒を対象とした講座「同女キッズカレッジ2024」を12月22日(日)に初開催します。第1回のテーマは「大人の女性への心身の成長、自分の身体について知る」で、子どもたちが自分の身体の仕組みや成長について学ぶ内容となっています。この講座では、大学の専門分野である健康や教育、心理学の知識を活かし、子どもたちが正しい知識を身につけられるようサポートします。参加者は講義や実践的なワークショップを通じて、成長過程の変化や自分の身体の大切さを学ぶことができます。また、親子での参加も可能で、子どもと保護者がともに学べる構成が特徴です。

・佛教大学が海洋ごみから作る、アクセサリー制作体験 環境啓発イベントを「まいづる環境フェスタ2024」で実施
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54923.html

[記事の概要]
佛教大学は、「まいづる環境フェスタ2024」において、海洋ごみを活用したアクセサリー制作体験を含む環境啓発イベントを実施しました。この取り組みは、海洋ごみ問題への関心を高め、環境保全の重要性を広く伝えることを目的としています。イベントでは、海洋ごみを材料にしたアクセサリー制作体験が行われ、参加者は廃棄物のリサイクルを通じた創作活動を楽しみながら、持続可能な資源利用について学ぶことができました。また、大学の学生たちがファシリテーターとして運営に関わり、参加者との交流を通じて環境問題への意識を共有する場ともなりました。

・【甲南大学】12月7日に小学生対象「キッズスポーツフェスティバル2024」を開催 ― 地域の子どもたちが学生と一緒にさまざまなスポーツを体験できるイベント
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54917.html

[記事の概要]
甲南大学は、12月7日に小学生を対象とした「キッズスポーツフェスティバル2024」を開催します。このイベントは、地域の子どもたちが大学生と一緒にさまざまなスポーツを体験し、体を動かす楽しさやスポーツの魅力を感じることを目的としています。フェスティバルでは、大学の運動施設を活用し、学生がリーダーとなってサッカーやバスケットボール、陸上競技など多彩なスポーツプログラムを実施します。子どもたちは、楽しみながら基本的なスキルを学び、スポーツを通じて協力や挑戦の大切さを体験します。また、参加者同士や学生との交流を通じて、地域コミュニティの活性化にもつながる内容となっています。

・【応用バイオ学科、応用化学科の学生25名が講師役】小学校1~4年生を対象に「未来の高峰譲吉博士は君だ! 親子で実験教室!!」を開催。11月3日(祝・日)、ITビジネスプラザ武蔵6階交流室で
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54770.html

[記事の概要]
金沢工業大学応用バイオ学科と応用化学科の学生25名が講師役となり、小学校1~4年生を対象にした「未来の高峰譲吉博士は君だ! 親子で実験教室!!」が11月3日(祝・日)にITビジネスプラザ武蔵6階交流室で開催されました。このイベントは、子どもたちに科学への興味を育み、実験を通じて科学の面白さを体験してもらうことを目的としています。親子で参加できる形式で行われたこの教室では、身近な材料を使った実験が用意され、子どもたちは学生講師のサポートのもと、楽しみながら科学の基本的な原理や応用を学びました。学生たちにとっても、科学を伝えるスキルを磨く良い機会となり、教育的な視点で科学を捉え直す経験となりました。

・佛教大学二条キャンパスでリラクセーション・カフェを開催。キャンパスを"孤立をなくし健康寿命をのばす"場に。【京都市中京区民のこころと身体を調える】
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54815.html

[記事の概要]
佛教大学は、二条キャンパスにて「リラクセーション・カフェ」を開催しました。このイベントは、「孤立をなくし健康寿命を延ばす」ことをテーマに、地域住民と大学が交流できる場を提供することを目的としています。京都市中京区の住民を対象に、心身の健康を調えるプログラムを実施し、地域とのつながりを深める取り組みとして行われました。カフェでは、参加者がリラックスできる空間を提供し、健康に関するミニ講座やストレッチ指導、交流型のアクティビティが行われました。地域住民同士や大学生との対話を通じて、孤立を防ぎ、心の健康を保つきっかけを作る場となっています。また、佛教大学の学生も運営に携わり、地域貢献の実践的な経験を積む機会となりました。

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