大学職員になりたい人が確認しておきたい大学ニュース(生涯教育・リカレント教育編)

大学職員への就職・転職を目指す際には、近年の大学で実施されている取組みや、大学の先進的な取組みを知っておくと採用試験を進めるうえで有利になる場合があります。

そこで、2023年後半~2024年の大学に関するニュース記事の概要を分野別にまとめ、大学の最新の取組みを確認できるようにいたしました。

エントリーシートなどの応募書類を作成する際の参考にしたり、小論文試験やグループディスカッション試験、面接試験の前などにざっと確認しておくことで、当日の試験の助けになる場合があります。

この記事は「生涯教育・リカレント教育」に関する記事となりますので、特に、大学職員になった際に、教務系やリカレント教育、地域貢献のための各種講座の運営業務などに携わりたい方は確認しておくとよいと思います。

要チェック
本サイトでは、大学職員の採用試験対策で活用できる情報として、ES作成例テーマ別小論文作成例18歳人口の推移などの大学に関する様々なデータ各大学の面接試験で実際に出された質問など様々な情報を発信しています。よろしければトップページにある本サイトの記事一覧をご確認いただき、試験の段階に合わせた情報をご活用ください。
大学職員への就職・転職対策サイトトップページ


・【青山学院大学】社会情報学部主催 社会人向け教育プログラム「青山・情報システムアーキテクト育成プログラム(ADPISA)」受講申し込み受付中
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53196.html

[記事の概要]
青山学院大学社会情報学部は、社会人向けに「青山・情報システムアーキテクト育成プログラム(ADPISA)」を提供しています。このプログラムは、デジタルトランスフォーメーション(DX)時代の情報システムアーキテクトを育成することを目的としており、複数のコースが設けられています。特に中級コース(ADPISA-M)と上級コース(ADPISA-H)では、ITおよびビジネススキルに焦点を当てた教育が提供され、参加者は業務に活かせる知識とスキルを身につけることができます。

・【共立女子大学・共立女子短期大学】「共立リカレント教育プログラム」始動!
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53009.html

[記事の概要]
共立女子大学は2024年4月から、「共立リカレント教育プログラム」を開始しました。このプログラムは、社会人や大学卒業生を対象に、学び直しやスキルアップ、転職や再就職の支援を目的としています。多様な講座がオンラインで提供され、ITスキルやビジネススキルの向上をサポートし、キャリアカウンセリングも行います。プログラムは株式会社ワークアカデミーの協力を得て、個々のニーズに合わせた学習環境が整えられています。

・【第一線で活躍するプロが教える】MBA・知的財産マネジメントの学位を授与する社会人大学院。金沢工業大学虎ノ門大学院が学位授与式
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52877.html

[記事の概要]
金沢工業大学虎ノ門大学院は、社会人を対象としたイノベーションマネジメント研究科イノベーションマネジメント専攻の学位授与式を2024年3月10日に東京都港区の虎ノ門キャンパスで挙行しました。この大学院は、MBA(経営管理)と我が国初の学位であるMIPM(知的財産マネジメント)の2つの学位に対応したカリキュラムを提供するユニークな社会人大学院です。KIT虎ノ門大学院は、働きながら最短1年でMBAもしくはMIPMの学位を取得できるプログラムを提供し、経営・マーケティング分野においては日本最高クラスの講義品質を実現しています。また、2004年開設以来、多くの知的財産専門人材を輩出し、弁理士資格等の国家資格にも対応するカリキュラムを採用しています。

・聖学院大学「基礎自治体 若手・中核人材育成プログラム」、2023年度生による研究発表会を開催 〜包括連携協定を締結した13自治体の職員対象の研究プログラム〜
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52790.html

[記事の概要]
聖学院大学は、2023年度の「基礎自治体 若手・中核人材育成プログラム」における研究発表会を3月2日に開催しました。このプログラムは、聖学院大学が包括連携協定を締結した13の自治体の職員を対象にしており、組織・人事マネジメント、政策マネジメント、財政マネジメントの3コースから成り立っています。参加職員は1年間(全10回)を通じてマネジメントの基礎知識を学び、それぞれの自治体が抱える課題について研究を行います。今年で3年目を迎えるこのプログラムでは、9つの自治体から13名の職員が研究成果を発表し、各自治体の首長や管理職から講評を受けました。この取り組みは、真の地方自治を実現するために基礎自治体を学問的分野から支援し、大学の資源を活用して地域社会に貢献することを目的としています。

・京都橘大学、社会人向け「情報学リスキリング講座」をオンライン無料公開中
https://ict-enews.net/2024/02/09tachibana-u/

[記事の概要]
京都橘大学は、情報化社会をリードするための「社会人向けリスキリング講座」をオンラインで無料公開しています。この講座は、1月初旬から3月31日まで提供され、情報学の体系的な知識を基礎から学べる機会を提供しています。講座は演習を重視した授業構成で、実践的な技術力の習得を目指しています。文科省の「成長分野における即戦力人材輩出に向けたリカレント教育推進事業」にも採択されており、AIや情報技術の活用、DX推進の担い手、管理職、ITエンジニアなど、幅広い受講資格を持つ人々に向けて開かれています。全11科目が提供され、各科目は京都橘大学をはじめとする複数の大学の教員陣によって担当されます。受講は無料で、定員は全科目受講が50人、部分受講が1000人です。各科目の確認テストで80%以上正解すると修了証書が授与されます。

・城西国際大学薬学部、マツキヨココカラと共同で「医薬品登録販売者育成プログラム」 2/1から受講申込スタート
https://univ-journal.jp/241705/

[記事の概要]
城西国際大学薬学部は、ドラッグストアで働きながら医薬品登録販売者の資格取得を目指す社会人を対象に、株式会社マツキヨココカラ&カンパニーと共同で「医薬品登録販売者育成プログラム」を提供します。このプログラムは、医薬品の販売に必要な「登録販売者」資格の取得を支援するもので、2024年2月から7か月間、e-ラーニング、ロールプレイング、質問ライブの3つのセッションを通じて実施されます。e-ラーニングでは、約100本の動画コンテンツを提供し、スキマ時間を利用して学習が可能です。ロールプレイングでは、実務で求められるコミュニケーション能力を養い、質問ライブ・セッションでは、薬剤師国家試験対策を担当する教員が質問に答えます。

・近大通信教育部「司書学び直しプログラム」全17回
https://resemom.jp/article/2024/01/19/75540.html

[記事の概要]
近畿大学通信教育部は、紀伊國屋書店、丸善雄松堂と共同で、2024年4月13日から「司書学び直しプログラム」を実施します。このプログラムは、司書資格取得後にブランクがある人や、図書館業務から離れている人を対象に、ICT化が進んだ現代の図書館で即戦力として活躍できる人材を育成することを目的としています。プログラムはオンライン講義と近畿大学中央図書館での対面学習を組み合わせ、目録作成、レファレンスサービス、著作権の取り扱い、データベース検索などのスキルを学びます。全17回の講義を通じて、修了者には履修証明書が発行されます。

・【武蔵大学】「ゼミ対抗研究発表大会2023」を1月20日(土)に開催~4年間の学びの集大成、今年のテーマは”雲外蒼天(うんがいそうてん)”~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52250.html

[記事の概要]
武蔵大学は、2024年1月20日に「ゼミ対抗研究発表大会2023」を開催します。この大会は、経済学部の学生が主体となって運営するイベントであり、学生たちが4年間の学びを集大成として発表する場です。大会では、学生たちがプレゼンテーションを通じて優勝を目指し、真剣勝負を繰り広げます。また、経済学部の大会であるものの、他学部の学生も運営に参加し、多様な視点が取り入れられています。今年のテーマは「雲外蒼天(うんがいそうてん)」で、困難を努力して乗り越えた先には明るい未来があるという意味を込めています。大会は一般公開され、武蔵大学のゼミの魅力を広く知ってもらうことを目的としています。発表は各ブロック4~5グループが参加し、1グループあたり約20分間行われます。

・テンプル大学ジャパンキャンパス主催「日本人教員のための英語研修プログラム」、146名が受講
https://univ-journal.jp/239813/

[記事の概要]
テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は、2023年1月に「日本人教員のための英語研修プログラム」を開講し、146名の現職日本人英語教員が参加しました。このプログラムは、関東圏および関西圏の小中高等学校の日本人教員を対象に、コミュニケーション能力を重視した英語教授能力向上を目的としており、「英語教員スキルアップコース」と「英語教員奨学金コース」の2コースが実施されました。英語教員スキルアップコースでは、対面式セミナーやビデオレクチャー/デモンストレーションを提供し、75名が対面式、114名がビデオコースを受講しました。英語教員奨学金コースでは、71名が受講し、そのうち54名が特別講義シリーズの1講義を、17名がTESOL修士課程の講義を受講しました。

・金沢工業大学、社会人が学生や教員と共に学び合う「KITリカレント教育プログラム」募集開始
https://ict-enews.net/2023/12/05kanazawa-it-2/

金沢工業大学は、社会人と学生・教員が共に学ぶ「KITリカレント教育プログラム」の募集を開始しました。このプログラムでは、AIやIoTを中心とした「情報技術教育プログラム」13科目と、「組織活性化と倫理プログラム」1科目が春期集中講義期間に提供されます。目的は、企業に勤務する社会人が最新の知識を修得し、学生や教員とのネットワークを築きながら、企業の成長をサポートすることです。このプログラムは、社会人が現代の技術トレンドを学び、実務に活かす機会を提供するとともに、企業と教育機関の連携を促進することを目指しています。

<h2>リカレント教育・生涯教育</h2>
・東洋大学が東京都と連携して「観光経営人材育成講座~持続可能な観光地マネジメントにむけて~」を開講します
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52113.html

[記事の概要]
東洋大学は、東京都と共同で「観光経営人材育成講座~持続可能な観光地マネジメントにむけて~」を開講します。この2日間の講座は、観光業界の活性化と経営力向上を目的とし、持続可能な観光地の管理に必要な知識とスキルを提供します。内容は、観光庁の取り組み、観光DXの推進、地球温暖化対策と観光、自然観光地の事例研究など多岐にわたります。2024年1月27日と2月3日に開催され、対面とオンラインのハイブリッド形式で行われます。対象は東京都内在住・在勤者です。

・【募集期間:12月4日~12月22日】社会人の学び直し「KITリカレント教育プログラム」の春期集中講義を募集。AIやIoTを基礎から応用まで学ぶ「情報技術教育プログラム」、組織の活性化を図る「組織活性化と倫理プログラム」–金沢工業大学
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52146.html

[記事の概要]
金沢工業大学は、「KITリカレント教育プログラム」の春期集中講義を募集しています。このプログラムは、社会人が学生や教員と共に学び合い、企業ニーズに対応した知識の修得と、企業の成長をサポートすることを目的としています。プログラムは「情報技術教育プログラム」13科目と「組織活性化と倫理プログラム」1科目を含み、対面授業と遠隔授業の形式で提供されます。特に「情報技術教育プログラム」は、AIやIoTなどの先進技術を学ぶことに重点を置いています。また、「組織活性化と倫理プログラム」では、ポジティブ心理学を応用して組織の活性化について学びます。

・社会課題解決 人材育成の新教育プログラム開発へ3大学院連携
https://mainichi.jp/univ/articles/20231107/org/00m/100/011000c

[記事の概要]
龍谷大学は、琉球大学と京都文教大学と共同で、文部科学省の2023年度「人文・社会科学系ネットワーク型大学院構築事業」に採択された「大学連携型ソーシャル・イノベーション人材養成プログラム」の開発と運用に取り組んでいます。このプログラムは、2025年度から開始される予定で、科学技術や行政機構だけでは解決できない社会課題に対応するため、龍谷大学大学院政策学研究科、琉球大学大学院地域共創研究科、京都文教大学大学院臨床心理学研究科が連携します。これにより、複雑化する現代の社会課題を解決できる人材を育成することを目指しています。プログラムは大学院のオンライン授業を通じて実施され、リスキリングを目指す社会人を主な対象としています。

・学び続けることが充実した人生に! 全国の大学院で研究するシニアが東京経済大学へ。「全国シニア大学院生研究大会」を11月18日(土)に開催 — 東京経済大学
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51981.html

[記事の概要]
東京経済大学は、2023年11月18日に国分寺キャンパスで「全国シニア大学院生研究大会」を開催します。この大会は、人生100年時代において「生涯学び続ける」ことが充実した人生を送るための重要な要素となっていることを背景に、2006年に全国の大学に先駆けて導入されたシニア大学院制度の一環として行われます。昨年に続き2年目の開催となるこの大会では、全国から様々な分野で研究を続ける8名の大学院生が参加し、彼らの研究成果を発表します。昨年の大会では10名の発表者に80名を超える聴衆が集まり、活発な質疑応答が行われました。

・工学院大学が鉄道のプロ向け講座を開講 初回は鉄道工学の第一人者、曽根悟氏が講演
https://univ-journal.jp/234906/

[記事の概要]
工学院大学の電気電子工学科にある電気鉄道システム研究室は、2023年10月22日に鉄道業界の専門家を対象とした特別講座「鉄道技術との60年―民鉄技術の活用と世界への貢献―」を開講します。この講座は、鉄道業界のレベルアップに貢献することを目的としており、2011年の開講以来、約1,700名の鉄道事業者や関連機器製作企業の実務担当者が受講しています。初回の講座では、鉄道工学の第一人者である曽根悟東京大学名誉教授が講演を行い、日本の鉄道の課題について話します。この講座は、鉄道技術の知識を深め、業界の発展に寄与することを目指しています。

・女子美術大学共創デザイン学科による社会人女性対象の「レジリエンスキャリアプログラム(R)」– 社会で活躍する女性のスキル・キャリアアップ支援
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51587.html

[記事の概要]
女子美術大学共創デザイン学科は、社会人女性を対象に「レジリエンスキャリアプログラム(R)」を開講しました。このプログラムは、すでに社会で活躍している女性たちのスキルとキャリアアップを支援することを目的としています。7月から9月にかけて、杉並キャンパス1号館Co-labBで対面・オンラインの選択が可能な形で実施されました。プログラムでは、ユーザーインターフェース講座やグラフィックレコーディング講座など、多彩な分野の第一線で活躍する講師を招いて、スキルアップ講座やキャリアアップ講演、ライフマネジメント講演が行われました。これらの講座は、参加者に新たなスキルを身につける機会を提供し、心の糧を得るとともに、仲間づくりの場ともなりました。

・熊本大学、外国人材受け入れ支える教員養成をスタート
https://univ-journal.jp/234393/

[記事の概要]
熊本大学大学院教育学研究科は、外国人材の受入れや共生をサポートする教員を養成する目的で、新しいプログラムを近く開始します。これは、世界的な半導体企業であるTSMC(台湾積体電路製造)の熊本県への進出を受けており、外国人との共生を目指しています。新プログラムは2024年9月までの1年間で、全60時間の授業が予定されています。学校教員や教員免許保有者を対象に約20人が学び、外国人の児童生徒に対する日本語指導や生活支援、多文化共生の学校・学級づくりなどを学びます。TSMCは半導体の受託製造で世界最大手であり、熊本工場がほぼ完成し、近く生産設備の搬入が始まる見通しです。本格出荷が始まる2024年末までには、多くの外国人材が熊本に家族を伴って移住してくると見られています。

・【リスキリング】金沢工業大学が社会人を対象に「組織活性化に向けたDXリスキル教育プログラム」を開講。「AI」「IoT」「データサイエンス」と、これらを活用したアイデアの創出や組織の活性化を学ぶ。
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51500.html

[記事の概要]
金沢工業大学は、社会人を対象とした「組織活性化に向けたDXリスキル教育プログラム」を開始し、その申込受付を9月19日から開始します。このプログラムは、初心者から学べる内容で、「AI」「IoT」「データサイエンス」の基礎知識とスキルを習得を目指し、これらを活用したアイデア創出のプロセスと組織を活性化させるためのマインドを学びます。プログラムは、「(1)オンデマンド学習」「(2)講義・演習」「(3)アイデア創出演習」から構成され、DXを推進できる人材を育成することを目的としています。受講コースは複数あり、それぞれ異なる時間と料金が設定されています。


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