大学職員になりたい人が確認しておきたい大学ニュース(グローバル化・国際化編)

大学職員への就職・転職を目指す際には、近年の大学で実施されている取組みや、大学の先進的な取組みを知っておくと採用試験を進めるうえで有利になる場合があります。

そこで、2024年の大学に関するニュース記事の概要を分野別にまとめ、大学の最新の取組みを確認できるようにいたしました。

エントリーシートなどの応募書類を作成する際の参考にしたり、小論文試験やグループディスカッション試験、面接試験の前などにざっと確認しておくことで、当日の試験の助けになる場合があります。

この記事は「グローバル化・国際化」に関する記事となりますので、特に、大学職員になった際に、グローバル人材の育成や留学生への支援などに携わる業務を希望する方は確認しておくとよいと思います。

・法政大学が「法政グローバルデイ2024」を5月11日(土)に開催 ― 約50名の学生が国際協力・国際交流をテーマに企画実
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53252.html

[記事の概要]
法政大学は、「法政グローバルデイ2024」を5月11日に市ケ谷キャンパスで開催します。このイベントは学生主導で企画され、国際協力や国際交流に興味がある人々に向けたプログラムが予定されています。ゲストスピーカーとして、RICCI EVERYDAYの仲本千津氏が登壇し、事業やキャリアに関する話題を提供します。また、様々なテーマのワークショップも実施される予定です。

・白百合女子大学がニューカレドニア大学との協力に関する合意書を締結 — 2024年度はフランス語フランス文学科1年次生全員が交流授業に参加。本交流に関連し、2年次生全員がニューカレドニアの中学・高校の生徒と文通
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53153.html

[記事の概要]
白百合女子大学はニューカレドニア大学と協力関係を強化し、合意書を締結しました。この協力の一環として、フランス語フランス文学科の1年次生全員が交流授業に参加し、2年次生全員がニューカレドニアの中高生との文通プロジェクトに取り組む予定です。このプログラムは、異文化間交流を促進し、学生の国際的な視野と言語スキルの向上を目指しています。

・米ミネルバ大、25年秋東京へ拠点…世界巡る教育8都市目
https://resemom.jp/article/2024/04/24/76924.html

[記事の概要]
米ミネルバ大学は2025年秋から東京を教育拠点のひとつとすることを決定しました。この新拠点は、学生たちが世界中を巡る独自の教育プログラムの一環で、サンフランシスコ以外で初めての長期滞在地となります。約150人の多国籍学生が来日し、現地の企業やNPOとのプロジェクトを通じて、グローバルな視野と実践的なスキルを培う機会を得ます。

・ハワイ大学マノア校 教育学部の学生らが佛教大学を訪問 授業や仏教文化を体験し、本学学生と交流します【4月16日(火)佛教大学 紫野キャンパスにて】
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53144.html

[記事の概要]
佛教大学は4月16日にハワイ大学マノア校教育学部の学生と教員を迎え、紫野キャンパスでの交流イベントを開催します。参加者は授業参加、念珠作り、金閣寺訪問など文化体験を通じて交流を深めます。さらに、教員間の学術交流も行われ、今後の協力関係強化を目指します。両大学は以前から学術交流協定を結んでおり、この訪問が交流再開の契機となる予定です。

・【青山学院大学】グローバルラウンジとチャットルームが「International Commons」としてリニューアルオープン!
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53185.html

[記事の概要]
青山学院大学は、グローバルラウンジとチャットルームを「International Commons」としてリニューアルオープンしました。この新施設は、国際的な交流を目的としており、留学生と日本人学生のコミュニケーションの場として機能します。異文化間の交流を促進するための多言語でのチャットセッションが利用可能で、文化交流イベントや留学説明会も開催されます。

・内なる国際化に力を入れる 留学生のアカデミックスキル向上を目指し「日本語教育センター」開設–昭和女子大学
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53181.html

[記事の概要]
昭和女子大学は、外国人留学生のアカデミックスキル向上と国際化促進を目的に、日本語教育センターを新設しました。このセンターでは、アカデミック日本語教育やビジネスコミュニケーションスキル向上のための教育が行われ、留学生と日本人学生の共修の場も提供されます。また、特別な留学生プログラム「Showa Direct4.5」を通じて、海外の優秀な学生を直接受け入れ、日本語教育と専門教育を提供しています。

・東洋大学(東京都文京区/学長:矢口悦子)は、2024年度春学期より全キャンパスで開講しているToyo Achieve English 英語講座「課外英語講座」を東洋大学生の受講希望者に対し無償で提供します。
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53076.html

[記事の概要]
東洋大学は、2024年度春学期から、全キャンパスで「Toyo Achieve English 課外英語講座」を無償で提供しています。このプログラムは、ECCと提携しており、少人数制のグループレッスンやマンツーマンレッスンを毎日開講しています。学生には日常会話からアカデミックな英語まで、幅広い知識が提供され、英語能力向上と国際的な活動を促進することを目的としています。

・昭和女子大学ダブル・ディグリー・プログラム、 参加学生13名が2大学の学位を取得https://univ-journal.jp/242953/

[記事の概要]
昭和女子大学の国際学部では、「ダブル・ディグリー・プログラム」を通じて、13名の学生が昭和女子大学と海外の協定大学からそれぞれ学位を取得しました。このプログラムは学生が3年間昭和女子大学で、その後2年間は海外の協定大学で学びます。留学先には上海交通大学、ソウル女子大学校、淑明女子大学校、テンプル大学ジャパンキャンパス、クイーンズランド大学が含まれています。この教育取り組みは、学生にグローバルな視野と高度な語学力の運用能力を養成します。

・神戸女学院大学の学生らが日本語字幕を制作したバングラデシュ映画『リキシャ・ガール』が「大阪アジアン映画祭」で上映 ― 監督やプロデューサーを招いたシンポジウムも実施
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52912.html

[記事の概要]
神戸女学院大学の学生が、大阪アジアン映画祭で上映されたバングラデシュ映画『リキシャ・ガール』の日本語字幕制作に挑戦しました。このプロジェクトは、学生が実践的な言語スキルを磨き、異文化理解を深める絶好の機会となりました。また、映画の監督やプロデューサーを招いたシンポジウムが開催され、映画製作の背景について深く学ぶことができました。この取り組みは、学生にとって貴重な学びの場となり、言語学習の重要性と実践的な応用の例を示しています。

・千葉大学、4年間で外国人留学生100人以上を学校へ派遣
https://univ-journal.jp/242725/

[記事の概要]
千葉大学インターカルチュラル・スタディセンターは、「千葉大学インターナショナル・フレンドシップ・プログラム」を通じて、2019年度から4年間で100人以上の外国人留学生を千葉県内の小中高校へ派遣しました。このプログラムを通じて、2,800人以上の児童や生徒と異文化交流を行い、学生は自国の文化や歴史を紹介する機会を持ちました。この取り組みにより、地域の学校と留学生の間で互いの理解を深め、国際感覚を育む貴重な経験となりました。

・【神田外語グループ×実践女子学園】グローバル人材育成などを目指して包括連携協定を締結
https://kyodonewsprwire.jp/release/202403148030

[記事の概要]
神田外語グループと実践女子学園は、グローバル人材育成を目的とした包括連携協定を締結しました。この協定により、両者は教育、学術研究、産学連携、国際交流など、幅広い分野での協力を進めていくことを目指しています。特に、グローバル時代に適応した教育や社会貢献事業の発展を通じて、教育研究活動の活性化を図ることが計画されています。

・独自の留学制度「ダブル・ディグリー・プログラム」 参加学生13名が2大学の学位を取得 ― 昭和女子大学
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52959.html

[記事の概要]
昭和女子大学の国際学部では、独自の「ダブル・ディグリー・プログラム」を通じて、参加学生13名が昭和女子大学と海外の協定校の2つの大学から学位を取得しました。このプログラムは、学生が昭和女子大学で3年、海外協定校で2年学ぶことにより、2つの学位を取得することが可能です。留学中の授業料は昭和女子大学の学納金でカバーされ、経済的な支援も提供されます。プログラムの目的は、学生が言語の修得を超え、現地の学生と同じ授業を受けることで、文化、歴史、社会などの専門分野を深く学び、国際的な現場で活躍できる力を身につけることです。

・東京大学が国際競争力向上へ文理融合の新課程、2027年創設へ
https://univ-journal.jp/242430/

[記事の概要]
東京大学は、国際競争力の向上を目指し、2027年秋に文理融合で5年制の新課程「College of Design(仮称)」を開設する計画を発表しました。この新課程では、グローバル入試を実施し、全世界から学生を募集します。目的は、社会システムの変革を含むデザインを幅広い概念として再定義し、人文学、自然科学、社会科学、工学などの分野を横断する学際的な知識に基づくデザイン教育を提供することです。1学年の定員は約100人で、学士課程と修士課程を一貫した5年制プログラムとなります。授業は全て英語で行われ、既存学部の学生も受講可能です。東京大学は、この新課程を通じて、学生が主体的に学ぶ環境を整え、世界水準の教育環境の実現を目指します。この取り組みは、日本の大学の国際的な地位の低下に対応し、アジア諸国の優秀な学生が日本ではなく他国の大学を選ぶ現状を変えることを目的としています。

・冬期日本語・日本事情プログラム 留学生が日本語や日本文化学ぶ ウクライナ支援も継続
https://mainichi.jp/univ/articles/20240301/org/00m/100/004000c

[記事の概要]
専修大学は、国際交流協定校からの留学生を中心に、日本語学習を希望する外国人を対象とした「冬期日本語・日本事情プログラム(JLC)」を1月10日から開講しました。このプログラムには、韓国、カナダ、オーストラリア、ポルトガルなどからの学生50人と、ウクライナから避難してきた2人を含む計52人が参加しました。参加者は2月24日まで国際交流会館に滞在し、レベルに応じた日本語学習や日本文化体験を行いました。専修大学はウクライナ支援の一環として、日本に避難している人々を対象にJLCへの受け入れを行い、受講料と滞在費を免除しています。

・金沢星稜大学、「留学生文化体験ウィーク」を実施 留学生が茶道を体験
https://univ-journal.jp/241785/

[記事の概要]
金沢星稜大学は、2023年12月20日に「留学生文化体験ウィーク」を実施し、台湾や中国からの留学生4名が茶道を体験しました。このイベントは、茶道部の協力のもと、大学内の「群青の間」で行われ、留学生たちは日本の伝統的な茶の湯の作法や歴史について学びました。参加した留学生は、正座の習慣の違いや、抹茶と和菓子の味わい、和室の静かな雰囲気を楽しむとともに、茶道が持つ心の静寂や美意識、共有と感謝の精神について深く感じ取ることができたと述べています。この文化体験を通じて、留学生たちは日本の伝統文化に触れ、異文化理解の促進に貢献しました。

・帝京平成大学がタイ王国から来日した学生との交流会を中野キャンパスで開催 — ゲームやフリートークで交流を深める
https://www.u-presscenter.jp/article/post-52073.html

[記事の概要]
帝京平成大学は、タイ王国のランシット大学から来日した学生との交流会を中野キャンパスで開催しました。このイベントは、両校の学生がゲームやフリートークを通じて互いの文化を学び合う機会を提供しました。ランシット大学の学生は、帝京平成大学との提携による短期研修プログラムの一環として来日しており、この交流会はその活動の一部でした。参加学生は、グループ対抗の自己紹介ゲームや学内見学を通して、相互理解と友情を深めました。帝京平成大学は、今後もランシット大学との学生交流を継続し、国際交流キャンパスメイトを中心に学内での国際交流を促進していく予定です。

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