大学職員になりたい人が確認しておきたい大学ニュース(ランキング・大学関係調査編)
大学職員への就職・転職を目指す際には、近年の大学で実施されている取組みや、大学の先進的な取組みを知っておくと採用試験を進めるうえで有利になる場合があります。
そこで、2024年の大学に関するニュース記事の概要を分野別にまとめ、大学の最新の取組みを確認できるようにいたしました。
エントリーシートなどの応募書類を作成する際の参考にしたり、小論文試験やグループディスカッション試験、面接試験の前などにざっと確認しておくことで、当日の試験の助けになる場合があります。
この記事は「ランキング・大学関係調査」に関する記事となりますので、大学業界にはどんなランキングや調査があるかが気になる方、志望する大学の位置づけを知りたい方、大学業界の理解を深めたい方は確認しておくとよいと思います。
・面倒見が良い大学ランキング…3位は武蔵大、上位に地方大
https://resemom.jp/article/2024/04/15/76789.html
[記事の概要]
面倒見の良い大学ランキングにおいて、地方大学が上位にランクインし、特に武蔵大学が第3位に選ばれました。このランキングは、学生サポートの質を評価するもので、各大学が提供する個別指導や学生生活サポートの充実度に基づいています。1位~10位は次のとおりです。1位:金沢工業大学、2位:東北大学、3位:武蔵大学、4位:国際教養大学、5位:東京理科大学、6位:福岡工業大学、7位:明治大学、8位:東京大学、9位:産業能率大学、10位:昭和女子大学です。
・研究力が高い大学ランキング…国立大が上位独占
https://resemom.jp/article/2024/04/12/76770.html
[記事の概要]
研究力が高い大学ランキングでは、国立大が上位を占めています。このランキングは、進路指導教諭による評価で構成され、大学の研究力を基準にしています。1位から10位までの大学は次のとおりです。1位:東京大学、2位:京都大学、3位:東北大学、4位:東京工業大学、5位:大阪大学、6位:名古屋大学、7位:筑波大学、8位:九州大学、9位:東京理科大学、10位:北海道大学です。
・生徒を伸ばしてくれる大学ランキング…私立Topは金沢工業大
https://resemom.jp/article/2024/04/10/76733.html
[記事の概要]
生徒を伸ばす大学ランキングでは、金沢工業大学が私立大学トップに選ばれました。このランキングは、学生支援の質と個別指導の充実度に基づいています。1位から10位までの大学は次の通りです。1位:東北大学、2位:東京大学、3位:金沢工業大学、4位:東京理科大学、5位:京都大学、6位:国際教養大学、7位:筑波大学、8位:北海道大学、9位:武蔵大学、10位:東京工業大学・大阪大学です。
・小規模だが評価できる大学ランキング…5位は一橋
https://resemom.jp/article/2024/04/08/76693.html
[記事の概要]
2023年の「小規模だが評価できる大学ランキング」では、小規模ながら教育品質が高いと評価された大学がランクインしました。このランキングは全国の進学校の進路指導教諭が評価に基づいています。1位から10位までの大学は以下の通りです。1位:国際教養大学、2位:武蔵大学、3位:国際基督教大学、4位:会津大学、5位:一橋大学、6位:金沢工業大学、7位:都留文科大学、8位:産業能率大学、9位:津田塾大学、10位:立命館アジア太平洋大学です。
・大学教員などへ就職できたポスドクは17%、文部科学省が調査
https://univ-journal.jp/243041/
[記事の概要]
文部科学省の調査によると、博士号取得後のポストドクターのうち、大学教員や研究開発職に就職できたのは2021年度で約17.2%に留まりました。ポストドクターの給与状況も厳しく、20万円未満の月給を受け取っている者が15.2%を占めています。これは、ポストドクターのキャリアパスが日本で十分に整備されていないことを示しており、大学にとっての大きな課題となっています。
・【大学受験2024】私大の出願結果…1位は11年連続の近大、増加数1位は東洋大
https://resemom.jp/article/2024/04/01/76618.html
[記事の概要]
2024年度の私立大学一般入試の出願結果によると、近畿大学が11年連続で志願者数1位を記録しました。また、志願者数が最も増加したのは東洋大学で、前年度に比べ1万5,808人の増加がありました。これにより、東洋大は前年の8位から4位に順位を上げ、増加数1位の大学となりました。一方、日本大学は志願者数が大幅に減少し、2万2,667人の減少を記録しました。
・改革力が高い大学ランキング、4位東大…TOP10に私大6校
https://resemom.jp/article/2024/04/05/76678.html
[記事の概要]
改革力が高い大学ランキングにおいて、特に革新的な取り組みで知られる大学が上位にランクインしました。このランキングは大学の教育や研究、社会への貢献における改革的なアプローチを評価するものです。1位から10位までの大学は以下の通りです:1位:早稲田大学、2位:東北大学、3位:近畿大学、4位:東京大学、5位:立命館大学、6位:東京工業大学、7位:東洋大学、8位:明治大学、9位:千葉工業大学、10位:筑波大学です。
・教育力が高い大学ランキング3位京大、1位は?
https://resemom.jp/article/2024/04/03/76647.html
[記事の概要]
教育力が高い大学ランキングで、特に優れた教育プログラムと学生サポートを提供する大学が上位にランクインしました。このランキングは、教育の質や研究、学生支援の充実度を評価しています。1位から10位までの大学は次の通りです。1位:東京大学、2位:東北大学、3位:京都大学、4位:東京理科大学、5位:国際教養大学、6位:大阪大学、7位:早稲田大学、8位:九州大学、9位:北海道大学、9位:慶應義塾大学です。
・就職に力を入れている大学ランキング、3位早大
https://resemom.jp/article/2024/04/01/76615.html
[記事の概要]
就職に力を入れている大学ランキングで、特にキャリア支援に注力している大学が上位にランクインしました。このランキングは、全国の進学校の進路指導教諭が評価するものです。3位には早稲田大学が選ばれ、その後に法政大学や九州工業大学が続いています。1位から10位までの大学は次の通りです。1位:明治大学、2位:金沢工業大学、3位:早稲田大学、4位:法政大学、5位:九州工業大学、6位:慶應義塾大学、7位:福岡工業大学、8位:東京理科大学、9位:昭和女子大学、10位:立命館大学です。
・25年卒大学生、内々定率34%…7割が内々定キープし活動継続
https://resemom.jp/article/2024/03/12/76370.html
[記事の概要]
マイナビによる「大学生活動実態調査」によると、2025年卒業予定の大学生・大学院生の内々定率は前年比16.2ポイント増の34.3%で、約71.6%が内々定を保持しながら就職活動を継続する意向を示しています。この調査は、就職活動の現状と学生の意向を明らかにしており、特にエントリーシート提出が最も注力されている活動として挙げられています。また、企業選びにおいては、待遇の良さと社風の良さが重要視されています。
・大学教員などへ就職できたポスドクは17%、文部科学省が調査
https://univ-journal.jp/243041/
[記事の概要]
文部科学省の調査によると、2021年度に大学教員や研究開発職に就職できたポストドクターは17.2%にとどまりました。ポストドクターの月額給与が20万円未満の人も15.2%存在し、ポストドクターの職業環境の厳しさが明らかになっています。調査は国内の大学や研究機関に配布された調査票を基に行われ、ポストドクターの在籍状況や雇用状態、転出・異動状況などが分析されました。結果はポストドクターのキャリアパスが日本で十分に整備されていないことを示しており、大学にとって大きな課題となっています。
・【大学受験2024】国公立大の人気上昇、難関7大学で志願者増…河合塾
https://resemom.jp/article/2024/02/22/76063.html
[記事の概要]
河合塾は2024年2月21日に「2024年度国公立大志願状況」を公開し、国公立大学入試の動向分析を行いました。分析によると、2024年度の国公立大学一般選抜の総志願者数は前年度比110人増の423,256人で、志願倍率は4.3倍と前年度と同じでした。特に、難関国立大学では10大学中7大学(東京大、京都大など)で志願者が増加しました。この結果は、18歳人口と大学入学共通テストの受検者数が減少している中で、国公立大の人気が上昇していることを示しています。また、新課程入試を控えた安全志向の動きは見られませんでした。文系では「文・人文」、理系では「総合・環境・情報・人間」の分野で志願者が増加しましたが、「社会・国際」「法・政治」「農」などの分野では減少が見られました。
・2024年度入試、18歳人口減少でも私立大学志願者数は増加
https://univ-journal.jp/column/2024242332/
[記事の概要]
2024年度の大学入試において、18歳人口の減少にもかかわらず、私立大学の一般選抜志願者数は昨年よりもやや増加していることが明らかになりました。河合塾と代々木ゼミナールの情報サイトによると、全体の志願者数は前年比で102%(河合塾集計)と100.6%(代々木ゼミナール集計)となっており、特に共通テスト利用方式での志願者数が増加しています。学部系統別では、外国語、神・仏教、国際、社会福祉、医、看護、医療技術、芸術の分野で志願者数が増加しており、特に外国語と国際分野の回復が見られます。また、早慶上智、東京理科大のトップグループや成蹊大学、成城大学、明治学院大学、國學院大学、武蔵大学のグループで前年比の伸びが目立ちます。この結果は、各大学の努力によって受験生の動向に影響を与えることが可能であることを示しています。
・大学生の就職内定率86%、人手不足で過去3番目の高さに
https://univ-journal.jp/241851/
[記事の概要]
2023年12月1日現在の大学生就職内定率が前年同期比1.6ポイント上昇し、86%に達し、過去3番目に高い水準を記録したことが厚生労働省と文部科学省の調査で明らかになりました。この上昇は、人手不足が深刻化する中、特に大都市圏を中心に企業が積極的に人材確保に動いていることが背景にあるとされています。国公立大学の内定率は87.6%で、前年同期比で1.2ポイントの減少を見せた一方、私立大学は85.5%で、2.2ポイントの増加を記録しました。男女別では、男子学生が85%、女子学生が87.2%となり、文系学生の内定率が86.2%で2.3ポイントの増加、理系学生は85.4%で1.3ポイントの減少を示しました。地域別では、関東、中部、近畿、中国・四国の4地区で前年同期を上回りましたが、北海道・東北と九州は減少しました。短期大学生の内定率は66.7%で2.7ポイントの減少、高等専門学校は97.8%で1.2ポイントの増加、専修学校専門課程は73.2%で3.4ポイントの増加を見せました。人手不足の影響で企業が人材確保を急いでいる状況が、これらの数字に反映されていると考えられています。
・大卒進路決定率86.5%、進学・就職ともに2年連続増…旺文社
https://resemom.jp/article/2024/01/12/75375.html
[記事の概要]
旺文社教育情報センターは、2023年卒業生の進路決定率が前年比1.5ポイント上昇し、86.5%に達したと発表しました。この進路決定率は、就職者数に加え進学者数も含めて算出され、国公私立大学別では公立大学が最高の90.9%、次いで国立大学が90.6%、私立大学が85.4%となりました。特に公立大学の高い決定率は、看護・医療・栄養学部系統の学部が多いことが影響しています。男女別では男子が86.5%、女子が86.4%で、男女間の大きな差はありませんが、男子は進学者の割合が、女子は就職者の割合がそれぞれ大きい傾向にあります。学部系統別では、医学部系統が94.5%で最も高く、文系より理系の決定率が高い傾向が続いています。都道府県別では福井県が最も高い進路決定率を記録しました。