大学職員になりたい人が確認しておきたい大学ニュース(研究支援・研究の魅力の発信編)
目次
はじめに
大学職員への就職・転職を目指す際には、近年の大学で実施されている取組みや、大学の先進的な取組みを知っておくと採用試験を進めるうえで有利になる場合があります。
そこで、2023年~2024年の大学に関するニュース記事の概要を分野別にまとめ、大学の最新の取組みを確認できるようにいたしました。
エントリーシートなどの応募書類を作成する際の参考にしたり、小論文試験やグループディスカッション試験、面接試験の前などにざっと確認しておくことで、当日の試験の助けになる場合があります。
この記事は「研究支援・研究の魅力の発信」に関する記事となりますので、特に、大学職員になった際に、研究支援業務を希望する方、国公立大学や理系大学などの研究が盛んな大学への就職を希望する方は確認しておくとよいと思います。
2024年の研究支援・研究の魅力の発信ニュースニュース
・北星学園大学が「コメンテーターガイド」を大学公式サイトで公開 ― 教員を専門・研究分野や所属学部で検索し、取材等に活用可能
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54971.html
[記事の概要]
北星学園大学は、教員の専門性や研究内容を公開する「コメンテーターガイド」を公式サイトで公開しました。このガイドは、大学教員を専門分野や所属学部で検索できるようになっており、マスコミや研究機関が取材や情報収集に活用することを目的としています。コメンテーターガイドでは、各教員の専門領域や主要な研究テーマ、連絡先情報が記載されており、迅速かつ的確な情報提供が可能です。これにより、報道や研究活動で専門知識を必要とする場合に、北星学園大学の教員との連携がスムーズに行えるようになります。
・豊田工業大学で「オープンラボ」を開催します ~ 4つの研究センターとすべての研究室を一挙公開 ! ~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54992.html
[記事の概要]
豊田工業大学は、「オープンラボ」を開催し、4つの研究センターと全ての研究室を一般に公開します。このイベントは、大学の最先端研究を広く社会に紹介し、研究内容への理解を深めることを目的としています。来場者は、各研究室を見学し、教員や学生による研究成果の展示や説明を通じて、大学の取り組みや技術の可能性について直接触れることができます。4つの研究センターでは、最先端の技術やプロジェクトの紹介が行われ、訪問者はロボティクス、AI、エネルギー、材料科学など、多岐にわたる分野の研究成果を目にすることができます。また、研究者との対話を通じて、技術の応用可能性や産学連携の展望について知る機会も提供されます。
・名古屋工大、博士支援制度「全力サポートプラン」新設
https://resemom.jp/article/2024/11/18/79521.html
[記事の概要]
名古屋工業大学は、博士課程学生を対象とした新たな支援制度「全力サポートプラン」を設立しました。この制度は、博士課程学生の経済的負担を軽減し、研究活動に集中できる環境を整備することを目的としています。主な支援内容には、授業料の減免や奨学金の提供、研究費の支援が含まれます。また、キャリア支援として、企業や研究機関との連携を強化し、博士課程修了後の就職先の確保をサポートします。さらに、研究成果の社会実装を支援するためのメンター制度やスキル向上のための講座も提供されます。名古屋工業大学は、このプランを通じて、博士課程学生が持つ研究ポテンシャルを最大限に発揮できるよう支援し、日本の科学技術の発展とイノベーション創出に貢献することを目指しています。
・「産官学金ビジネス大交流会~近畿大学研究シーズ発表会~」を開催 近畿大学の最新研究を紹介し、産官学金連携活動を推進
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54445.html
[記事の概要]
近畿大学は、「産官学金ビジネス大交流会~近畿大学研究シーズ発表会~」を開催し、産官学金(産業、行政、学術、金融)の連携を強化するための場を設けました。このイベントでは、近畿大学の最新の研究成果や技術シーズを紹介し、それらの実用化やビジネス展開に向けた協力関係の構築を目指しています。大学の研究者たちは、さまざまな分野にわたる新しいアイデアや技術を発表し、参加する企業や行政、金融機関の関係者と意見交換を行いました。この交流会は、大学の研究成果を社会に還元するための重要な取り組みであり、技術の商業化や地域産業の発展に貢献することを目指しています。参加者は、大学の技術を自社のビジネスにどう活用できるかを検討し、新しいビジネスモデルの可能性について議論しました。
・東京薬科大学 研究推進機構~医療, 創薬, 地球環境の課題解決に取り組む研究拠点を設置
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54497.html
[記事の概要]
東京薬科大学は、医療、創薬、地球環境の課題解決に向けて、研究推進機構のもとで新たな研究拠点を設置しました。この拠点は、各分野における先端的な研究を促進し、社会的な課題解決に貢献することを目的としています。医療分野では、新たな治療法の開発や病気の予防に向けた研究が進められ、創薬分野では、新薬の発見や製薬技術の向上が目指されています。また、地球環境に関する研究では、持続可能な環境保護や再生可能エネルギーの利用促進といったテーマに取り組んでいます。
・【豊田工業大学】卓越した研究を推進する「主担当教授」を公募 – 潤沢な研究環境で未来を築く”フロントランナー” —
https://www.u-presscenter.jp/article/post-54261.html
[記事の概要]
豊田工業大学は、「主担当教授」を公募し、卓越した研究を推進するリーダー的存在である”フロントランナー”を募集しています。採用者には潤沢な研究環境が提供され、未来を築くための革新的な研究に取り組む機会が与えられます。この取り組みは、豊田工業大学の研究力強化を目的としており、世界トップレベルの成果を目指しています。
・多様な研究分野をもつ教員動画も配信中 昭和女子大学のオウンドメディア「昭和女子大 TV」3年目に突入
https://www.u-presscenter.jp/article/post-53648.html
[記事の概要]
昭和女子大学のオウンドメディア「昭和女子大 TV」が3年目に突入しました。このメディアは、多様な研究分野を持つ教員の動画を配信しており、学生や一般の視聴者に大学の魅力や最新の研究成果を紹介しています。教員が自らの専門分野について講義形式で解説する動画や、学生生活の様子を伝えるコンテンツなどが豊富に取り揃えられており、大学の教育・研究活動を広く伝える役割を果たしています。「昭和女子大 TV」の取り組みは、大学の情報を効果的に発信し、地域社会や潜在的な学生とのつながりを深めることを目的としています。
・名古屋大学 東山キャンパス内に地上7階建てのイノベーション創出施設「TOIC 名古屋サイト」オープン
https://univ-journal.jp/245836/#google_vignette
[記事の概要]
名古屋大学は、東山キャンパス内に地上7階建てのイノベーション創出施設「TOIC 名古屋サイト」をオープンしました。この施設は、産学連携やスタートアップ支援を強化し、新たな技術やビジネスの創出を目指すための拠点となります。TOIC(Tokai Open Innovation Cluster)名古屋サイトは、企業や研究機関、大学の研究者が集まり、共同で研究開発やプロジェクトを進めるためのスペースを提供します。この新施設には、最新の研究設備やオフィススペース、会議室、交流スペースなどが完備されており、利用者はここで活発なコラボレーションを行うことができます。
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