今週の大学ニュース(2023年7月3日の週)

私がチェックした大学ニュースのリンクを紹介いたします。2023年7月3日週は、計13件のニュースです。

<教育・教育改革>
・【産業能率大学】プロ野球 イースタン・リーグ公式戦の観客動員イベントを学生が企画、運営
https://kyodonewsprwire.jp/release/202307066956

【記事の概要】
産業能率大学情報マネジメント学部の学生が企画した観戦イベント「産業能率大学スペシャルゲーム2023」が、7月8日のプロ野球イースタン・リーグ公式戦「横浜DeNAベイスターズ対千葉ロッテマリーンズ」で開催されます。このイベントは「わくわく湘南COLORフェス!」と題し、新型コロナによる制限から色彩豊かな日々を取り戻すことを目指します。湘南をテーマにした5色のパフォーマンスやコンテンツが展開されます。

<リカレント教育・生涯教育> 
・麻布大学の「理科実験技術研修会」10年目の開催 高校理科教諭の参加を募集
https://univ-journal.jp/232266/

【記事の概要】
麻布大学が高校理科教諭を対象にした「理科実験技術研修会」を開催します。この研修会は2013年に始まり、今年で10年目を迎えます。研修会は、高校理科の授業で活用可能な技術を紹介し、高校の教育現場のニーズをヒアリングすることを目指しています。2023年8月10日、10月24日、11月13日の3回にわたり、「顕微鏡標本作製シリーズ9『胃・小腸』」、「ゲノムDNAの抽出からPCRまで~DNAの基本的技術を実体験するための授業を考える~」、「口腔粘膜からのDNA抽出とPTC味覚試験を用いたヒトの遺伝的多様性」をテーマに開催されます。

・敬愛大学が11月19日に「第6回英語教師授業力 ブラッシュアップセミナー」を開催 — 本気で英語教育改革を推進するために必要なこと~理想と現実の狭間で最低限何をすべきか~
https://www.u-presscenter.jp/article/post-50885.html

【記事の概要】
敬愛大学は11月19日に「第6回英語教師授業力 ブラッシュアップセミナー」を開催します。このセミナーは小学校教諭や中学校・高等学校の英語教諭を対象とし、「本気で英語教育改革を推進するために必要なこと~理想と現実の狭間で最低限何をすべきか~」をテーマに行われます。敬愛大学英語教育開発センター長の向後秀明教授による基調講演や、現場で優れた英語教育を実践している教員による授業実践が行われます。

(参考記事)実際に大学職員に応募した方の志望動機・志望理由の実例まとめ
(参考記事)大学職員のエントリーシート作成例まとめ
(参考記事)大学職員採用試験の小論文テーマ別作成例
(参考記事)大学職員採用試験のグループディスカッション対策記事(テーマ別対策)

<学生支援>
・日本の大学初、東京理科大学の学生支援が「THE Awards Asia 2023」でアワード受賞
https://univ-journal.jp/232688/

【記事の概要】
イギリスの高等教育専門誌「Times Higher Education」が主催する「THE Awards Asia 2023」で、東京理科大学が「学生支援部門」でアワードを受賞しました。これは日本の大学として初の受賞です。東京理科大学は、学生数2万人を抱える大規模大学でありながら、学習にキャッチアップできない学生が出ないように、きめ細かい支援を行っていることが評価されました。学科ごとの学習支援・キャリア支援、ピアサポート、メンタルサポートなど、異なる側面からのサポートが連携し、個々の学生がどこで困難に遭遇しているかを特定する体制が整備されています。

<就職・キャリア支援>
・京都ノートルダム女子大学、Web3.0時代を見据えてメタバース上でキャリア授業
https://ict-enews.net/2023/07/07notredame-2/

【記事の概要】
京都ノートルダム女子大学は、6月23日から7月4日までの期間で、将来の就業体験を目的とした「インターンシップ」の授業をメタバース(仮想空間)上で行いました。この授業は、アバターを操作して学習を進める方式を採用し、学生が興味を持ち、積極的に授業に参加することを目指しています。また、学生が自分のペースで学習を進められるよう、授業は24時間いつでも複数回の入室を可能としています。この取り組みは、Web3.0時代を見据え、学生が早期に時代の変化を感じ、その変化に備えることを期待しています。

<社会貢献・地域貢献>
・芦屋市を盛り上げようと、武庫川女子大学生活環境学科の学生たちが7月2日、「七夕飾りワークショップ」を開催しました。
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51023.html

【記事の概要】
武庫川女子大学の生活環境学科まちづくりコースの学生10人が、「茶屋七夕フェスタ」で「七夕飾りワークショップ」を開催しました。このワークショップは、120人の参加者を集め、芦屋市の高島崚輔市長も参加しました。学生たちは、「フィールドデザイン演習III」の一環として、七夕飾りワークショップ、アンケート、オリジナル絵本の3つのプロジェクトに取り組みました。特に、オリジナル絵本『さくらまちとミライ』は、芦屋市の魅力を発見する物語で、学生2人が全て手作りしました。これらのプロジェクトの成果は、7月8日と9日に武庫川女子大学で開催するオープンキャンパスで展示されます。

・【京都橘大学】Well-beingな社会をめざして。山科地域の買物困難をサポート! — イオンフードスタイル山科椥辻店の移動販売車受入れを始めます —
https://www.u-presscenter.jp/article/post-50991.html

【記事の概要】
京都橘大学は、地域の買物支援の一環として、イオンフードスタイル山科椥辻店の移動販売車の受け入れを開始します。これは、人口減少や少子高齢化により地域の流通機能や交通網が弱体化し、日常の買物に困難を抱える人々が増えている状況に対応するための取り組みです。特に、大学の所在地である大宅山田地区では、大型スーパーマーケットまでの距離が500メートル以上あり、高齢者を中心に日常的な買物が困難な状況にあります。この移動販売車の受け入れは、毎週木曜日の11:20~12:20に行われ、地域住民の生活をサポートすることを目指しています。

・NTT東日本×東北福祉大学×常盤木学園高校、デジタル技術を学びながら地域活性化に取り組む
https://ict-enews.net/2023/07/07ntt-east-4/

【記事の概要】
東北福祉大学、常盤木学園高等学校、東日本電信電話は、最新のデジタル技術を活用して、仙台市宮城野区の榴岡公園を中心とした地域活性化の取り組みを開始しました。このプロジェクトでは、学生と生徒が参加してバーチャル空間にマップを作成し、公園利用者に学びの場を提供するとともに、地域全体での未来のまちづくりのベースとして活用することを目指しています。また、NTT東日本の社員が講師となり、学生・生徒向けの勉強会を開催し、デジタル技術を学べる機会を提供します。この取り組みは7月6日から来年3月31日まで実施され、一部は仙台市の「令和5年度宮城野区まちづくり活動助成事業」の助成を受けています。

(参考記事)大学職員の面接試験で実際に出された質問まとめ
(参考記事)大学職員の面接試験を受ける方が実際に準備した想定質問と回答
(参考記事)応募する大学の「課題」や「弱み」の確認方法と「課題」等の提案例
(参考記事)女子大学の存在意義について~女子大学ならではの特色ある取組みとは

<グローバル化>
・甲南大学、2024年4月に「グローバル教養学環」新設へ 2カ国以上で留学・海外体験
https://univ-journal.jp/232682/

【記事の概要】
甲南大学は、2024年4月に新設する「グローバル教養学環」の設置届出が文部科学省に受理されたと発表しました。新設の学位プログラム“STAGE”は、グローバルキャリアを志す学生25名を対象に、4年間で異なる言語圏での学習や生活を経験する「複数言語圏へのダブル留学」を通じて、複数の言語運用能力と異文化調整能力を養います。また、「国際理解」「社会科学」「データサイエンス・AI」「実践的な課題解決に取り組むプロジェクト」等、文理横断的な知識や技能を学び、企画立案力、提案力を備えることで、国際社会又は地域社会の持続的な発展に貢献し、活躍するためのグローバル教養を身につけます。

・7/9「和太鼓 Work Shop」開催 ~外国人留学生のための和太鼓体験教室
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51015.html

【記事の概要】
立教大学の「田中孝記念立教大学コミュニティ福祉学部和太鼓プロジェクト」は、7月9日に外国人留学生を対象とした「和太鼓Work Shop」を開催します。このワークショップでは、「和太鼓PJ」のメンバーである学生および教職員が、留学生に和太鼓を指導し、留学生は課題曲に挑戦し、最後に演奏発表を行います。このイベントは、留学生に日本の伝統文化に触れる機会を提供し、国際交流を促進することを目的としています。このプロジェクトは、田中孝氏から和太鼓を寄贈していただいたことにより発足し、日本の伝統文化の一つである和太鼓の魅力と楽しさを味わうとともに、演奏を通じて人々を元気付けることを目指しています。

<入試・広報>
・日本女子大学が女子高校生対象に「理学部サマースクール」を開催 – 唯一理学部を持つ私立女子大学として、最先端科学に触れる体験の場を提供 —
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51005.html

【記事の概要】
日本女子大学は、8月2日から4日までの3日間、「理学部サマースクール2023」を開催します。今年で20回目の開催となるこのイベントは、これまでに1,000名を超える女子高校生に科学の面白さを伝えてきました。今回は「宇宙の電波」から「分子のかたちと香り」まで、多様な7つのプログラムを実施します。女子高校生であれば学年を問わずどなたでも参加可能で、一部のプログラムはオンライン実施のため、遠方からも受講いただけます。参加費は無料で、申込受付は7月13日までとなっています。

・大学グッズをより手に取りやすく!佛教大学オリジナルグッズ専用自動販売機を設置
https://www.u-presscenter.jp/article/post-51000.html
【記事の概要】
佛教大学は、7月7日から紫野キャンパスに佛教大学オリジナルグッズ専用自動販売機を設置します。この自動販売機は、本学オリジナルキャラクター「ぶったん」のイラストを使用したラッピングで、視覚的にも魅力的なデザインとなっています。設置場所は、北大路通りに面し、生涯学習講座を開講するオープンラーニングセンター(O.L.C.)のある「15号館」で、O.L.C.で講座を受講される方、観光客や地域の方など、幅広く一般の方に大学グッズを手に取っていただきやすくすることを目的としています。また、「ぶったん」をあしらったグッズ等を多数取り揃え、それらのグッズを通してより多くの方に大学を知ってもらうこと、大学に愛着を持ってもらうことを目指しています。
・起業を学ぶ体験教育プログラム 第2回「高校生アントレプレナーズキャンプTAMA」8月1~3日に開催 ~起業を体感する脅威の3日間!~
https://mainichi.jp/univ/articles/20230630/org/00m/100/008000c

【記事の概要】
明星大学とTOKYO創業ステーションTAMAが共同で、高校1、2年生を対象にした体験教育プログラム「高校生アントレプレナーズキャンプTAMA」の第2回を2023年8月1日から3日まで開催します。このプログラムでは、起業に関する基礎知識やスキルを学び、グループで考えた企画案を発表します。テーマは「日常生活の課題から、革新的なサービスを企画しよう!」で、起業や地域活性化、ビジネスコンテストへの参加に興味がある高校生が対象です。参加費は無料で、定員は30人です。

今週の大学ニュース(2023年6月26日の週)
今週の大学ニュース(2023年6月19日の週
今週の大学ニュース(2023年6月12日の週)
今週の大学ニュース(2023年6月5日の週)
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