大学業界研究

【大学業界研究】新設ラッシュの情報・データサイエンス系学部~"作れば集まる"は本当か?公式データで検証~

ここ数年、大学の学部新設で最も目立つのが情報・データサイエンス(DS)系です。国のデジタル人材育成の後押しもあり、2024~2026年度にかけて新設が相次ぎました。

ただ、新設すれば必ず学生が集まるわけではありません。今回は2024~2026年度に新設された情報・DS系学部を対象に、募集定員と実際の入学者数を、公式データ(大学の情報公開/大学ポートレート)で検証します。数字は各年5月1日時点です。大学職員を目指す方の業界研究に役立ててください。

なぜこれほど増えているのか

背景は3つです。

①国のデジタル人材育成方針(数理・DS・AI教育の全国展開)
②文科省「大学・高専機能強化支援事業」による理系転換への財政支援
③受験生・企業側の需要。就職に直結するイメージが強く、志願者を集めやすい

つまり大学にとって、情報・DS系は「国の支援が付き、かつ受験生も集めやすい」数少ない成長分野なのです。だからこそ新設が集中しました。

2024年度に新設された主な学部・学科

千葉大学 情報・データサイエンス学部 情報・データサイエンス学科

入学定員:100名
入学者:2024年度103名/2025年度102名(男76・女26)/2026年度は未掲載
→ 国立の理系型DS学部。2年連続で定員を充足。学部全体の女子比率は17.1%で、理系学部としては一定数を確保しています。

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